科目コード | CI104 | ||||
科目名 | 制御情報システム概論(Control and Information Systems Outline) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 制御情報システム工学科 | 対象学年 | 1年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 専門基盤科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修単位 |
授業形式 | 講義・実習 | 規定授業時数(単位時間) | 60 |   | |
教員名(所属) | 大塚弘文(制御情報システム工学科) 加藤達也(制御情報システム工学科) | 教員室 | 6号棟4階(大塚) 5号棟5階(加藤) | ||
使用教科書 | プリント 他 | ||||
参考書 | - | ||||
科目の位置付けと 関連科目 | 中学校では経験していない未知の領域である「制御」について実習を通して感覚的に理解し,高学年で学習する制御工学や計算機工学,マイクロコンピュータなどの内容の理解を促す. | ||||
科目の概要 | 制御情報システム工学科で行う授業および研究の概念の解説,およびそのための基礎技術の解説を学科教員ごとに行う。また、情報技術を活用するための基礎知識としてITパスポート資格について授業を行う。競技ロボットについては、クラス内や学科対抗の競技を行う。レゴブロック等の汎用ロボット製作キットを利用した制御ロボットをグループワークにより製作する。実施時期については、前後することがある。 | ||||
授業方針 | 学生が受け身にならないように実習形式を多く取り入れる.特に後半のロボット製作においては失敗を多く経験することで,原因追究,問題解決能力を養ってもらいたい. |
授業項目 | 時数 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | この授業で習得を目指す内容や評価方法,授業に際しての心構えなどを理解する. | |
制御情報システム工学科教員による研究紹介 | 制御情報システム工学科で実施する授業の概要および教員の関連研究の概要,およびその基礎技術を理解する. | |
情報技術を活用するための基礎知識 | 情報技術に携わる業務担当者が身に着けておくべき情報技術,システム構成,ネットワーク,セキュリティ,アルゴリズムなどの基礎的な概念を理解する. | |
遠隔操作ロボットの製作 | 競技規則と材料の制限の中で,ロボットを製作し,構造と強度の関係,創意工夫や創造性の重要性を理解する. | |
自律ライントレースロボットの製作 | 自律ライントレースロボットを製作し,組み込むプログラムによってロボットの動きが変化することを経験を通して理解する.移動ロボット制御の基礎であるライントレースの仕組みを理解する. |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
制御情報システム工学科教員による研究紹介 | 制御情報システム工学科で実施する授業の概要および教員の関連研究の概要,およびその基礎技術について,自分の言葉で要点を押さえて簡潔に説明することができる. | 制御情報システム工学科で実施する授業の概要および教員の関連研究の概要,およびその基礎技術について,授業で聞いた内容をそのまま説明することができる. | 制御情報システム工学科で実施する授業の概要および教員の関連研究の概要,およびその基礎技術について,説明することができない. |
情報技術を活用するための基礎知識 | 情報技術に携わる業務担当者が身に着けておくべき情報技術や基礎的な概念について,自分の言葉で要点を押さえて簡潔に説明することができる. | 情報技術に携わる業務担当者が身に着けておくべき情報技術や基礎的な概念について,授業で聞いた内容をそのまま説明することができる. | 情報技術に携わる業務担当者が身に着けておくべき情報技術や基礎的な概念について,説明することができない. |
遠隔操作ロボットの製作 | ロボットの構造と強度の関係,創意工夫や創造性の重要性について,理由や原因,自らの考えを含めて詳しく説明することができる. | ロボットの構造と強度の関係,創意工夫や創造性の重要性について,端的に説明することができる. | ロボットの構造と強度の関係,創意工夫や創造性の重要性について,説明することができない. |
自律ライントレースロボットの製作 | 組み込むプログラムによってロボットの動きが変化することやライントレースの仕組みについて,理由や原因,自らの考えを含めて詳しく説明することができる. | 組み込むプログラムによってロボットの動きが変化することやライントレースの仕組みについて,端的に説明することができる. | 組み込むプログラムによってロボットの動きが変化することやライントレースの仕組みについて,説明することができない. |
評価方法及び 総合評価 | 前期の技術解説については,レポートまたは小テストにより評価する.後期の実習については,課題ごとのレポート・競技成績および試験により評価する.前期のレポートおよび小テストは100点.後期はレポート50点,製作・競技50点,計100点.総合評価は,前後期を平均し60点以上を合格とする. |
学習方法 | 前半は、講義内容の事後の調査、および与えられた課題に対する十分な調査を心掛ける。後半は、理論や製作内容・手順を十分理解した上で実際の製作を行なうこと。製作においては、怪我等に十分配慮して行なうこと。 |
学生への メッセージ | 前半の研究紹介や資格試験の勉強で出てくる分からない単語や内容については,まず,自分で調べてみよう.せっかく勉強するのでITパスポートの資格試験を受けてみませんか?後半では,成功と失敗の両方をたくさん経験して,ものづくりの楽しさを実感しよう. |
学修単位への対応 | 該当なし |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |