| 科目コード | CI103 | ||||
| 科目名 | 情報リテラシー(Information literacy) | 単位数 | 2単位 | ||
| 対象学科 | 制御情報システム工学科 | 対象学年 | 1年 | 開講期間 | 通年 |
| 科目区分 | 専門基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修単位 |
| 授業形式 | 講義・演習 | 規定授業時数（単位時間） | 60 | ||
| 教員名（所属） | 加藤 達也（制御情報システム工学科） 橋本 幸二郎（制御情報システム工学科） | 教員室 | 5号棟5F(加藤) 5号棟2F(橋本) | ||
| 使用教科書 | 定平誠「Word/Excel/PowerPoint標準テキスト」技術評論社 | ||||
| 参考書 | 矢野文彦監修「情報リテラシー教科書」オーム社 適宜プリントを配布する．また参考になるWEBページなどを紹介する． | ||||
| 科目の位置付けと 関連科目 | 本科目では，思考のツールとしてコンピュータを活用するための基本を理解する．また，高学年で学習する情報処理，プログラミング通論，プログラミング特論などの基礎を学ぶ． | ||||
| 科目の概要 | 現代は高度情報化社会といわれ，コンピュータ，インターネットなどが仕事のみならず家庭でも利用されるようになっている．そのために，情報リテラシーと呼ばれる，コンピュータ，電子メール，ホームページ，各種アプリケーションの利用に関する基本的な利用技術を身に付けることが必要である．本科目では，本校の授業で利用するだけでなく，普段の生活でも必要となる情報リテラシー技術を学習する．授業は講義と演習を並行して行い，理論だけでなく実技も身に付ける． | ||||
| 授業方針 | (1) コンピュータの基本的な操作を行える. (2) コンピュータ・ネットワークを利用する際の基本的なマナー, 情報セキュリティを理解する. (3) コンピュータを用いて文書やプレゼンテーション資料作成, 表計算が行える. (4) 電子メールの仕組み, 検索技術などのネットワーク利用法を理解する. (5) プログラミング言語入門として基礎的なプログラミングを行える． | ||||
授業項目 | 時数 | 達成目標（習得すべき内容） |
| ガイダンス | 授業計画や評価方法, パソコン室の利用方法, システムを利用する上で必要な認証ログインの手順等を理解する. | |
| ネットワークの利用 | 電子メールのネットワーク上での配信方法, ネットワーク利用者として順守すべき最低限の情報セキュリティを理解する. | |
| 文書作成 | 文書作成ツールを活用し, 図や表を含む様々な文書を作成できる.文書作成ツールを活用し, 図や表を含む様々な文書を作成できる. | |
| プレゼンテーション資料作成 | プレゼンテーション作成ツールを活用し，ビデオやアニメーションを使ったスライドを作成することができる． | |
| 表計算 | 表計算ツールを活用し, 関数を利用した表計算を行い, 結果をグラフにより可視化できる. | |
| プログラミング言語 | プログラミング言語を用いて入出力関数や条件分岐，反復の構造を含んだ基礎的なプログラムを作成し，実行することができる. |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| ネットワークの利用 | 電子メールのネットワーク上での配信方法, ネットワーク利用者として順守すべき最低限の情報セキュリティを理解し，実践している． | 電子メールのネットワーク上での配信方法, ネットワーク利用者として順守すべき最低限の情報セキュリティについて理解し，説明することができる． | 電子メールのネットワーク上での配信方法, ネットワーク利用者として順守すべき最低限の情報セキュリティについて説明することができない． |
| 文書作成 プレゼンテーション資料作成 | 文書作成ツールやプレゼンテーション作成ツールを使用して，図や配色等を適切に利用した文書や、アニメーションを効果的に使用したスライドを作成することができる． | 文書作成ツールやプレゼンテーション作成ツールを使用して，基本的な設定変更を行った文書や、アニメーションを使用したスライドを作成することができる． | 文書作成ツールやプレゼンテーション作成ツールを使用して，文書や、スライドを作成することができない． |
| 表計算 | 表計算ツールを使用して複雑な表計算やデータに応じた適切なグラフを選択し，作成することができる。 | 表計算ツールを使用して基本的な表計算やグラフを作成することができる． | 表計算ツールを使用して基本的な表計算やグラフを作成することができない． |
| プログラミング言語 | プログラミング言語で自主的に文法を調べ，独自のプログラムを作成することができる． | プログラミング言語で基礎的なプログラムを作成することができる． | プログラミング言語で基礎的なプログラムを作成することができない． |
| 評価方法及び 総合評価 | 定期試験，演習課題・レポートなどを総合して評価し, 60%以上の得点率で目標達成とみなす．定期試験, 演習課題・レポートの比率はそれぞれ60%，40%とする．演習課題・レポートを提出しなかった場合（正当な理由なく期限を過ぎた場合も含む）は0点として評価する． |
| 学習方法 | 課題を各自授業中および自宅にて演習し，期限までに提出する． |
| 学生への メッセージ | 本科目は，1年生で学ぶ数少ない専門科目です．演習中心の科目であるので，積極的に演習課題に取り組み，将来の基礎となる力を身につけてください．また，独力で実習することの大切さを学んで欲しいとも考えています．授業時間だけでなく家庭でのタイピング練習を行ってください．タイピングの速さが課題達成の速さに直結しますし，今後PCを使用した演習についていくために必須のスキルです． |
| 学修単位への対応 | 該当なし |
| 本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 | ||||