科目コード | AN204 | ||||
科目名 | ディジタル通信システム工学(Digital Telecommunication System Engineering) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 電子情報システム工学専攻 | 対象学年 | 2年 | 開講期間 | 後期 |
科目区分 | 電子通信系 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 |
授業形式 | 講義 | 規定授業時数 | 15 |   | |
教員名(所属) | 下塩 義文(専攻科,情報通信エレクトロニクス工学科) | 教員室 | 1号棟3階 | ||
使用教科書 | 神谷 幸宏「C言語によるディジタル無線通信技術」コロナ社 | ||||
参考書 | |||||
科目の位置付けと 関連科目 | |||||
科目の概要 | まず,アナログ変復調の回路を解説する.次に,ディジタル変復調,特にノイズとBERについて解説する.ディジタル変調に関する評価,計測技術について解説する.高周波回路の設計技術について解説する. | ||||
授業方針 | ・各種変調波形を描け,周波数スペクトルが分かり,これらを数式で表現できるようになる. ・デジタル変調について,その評価・計測技術について理解する. ・新しいデジタル変調技術について,その仕組みを理解する. ・高周波のアナログ回路について等価回路,解析技術を理解する. |
授業項目 | 時数 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス Guidance | 講義の目標を知り,評価方法について理解する. | |
アナログ変復調 Analog modulation and demodulation systems | AM,FMの変復調回路について,回路の動作を理解し,説明ができる. | |
高周波回路 RF circuits | 高周波回路について,回路の動作を理解し,説明ができる. | |
ディジタル変復調 Digital modulation systems | 各ディジタル変復調回路について,回路の動作を理解し,説明ができる. | |
S/Nとビットエラーレイト S/N and Bit error rate | ディジタル変調に関係する計測技術等を説明できる.S/Nに対するBERのシミュレーションができる. |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
アナログ変復調 | AM,FMの変復調回路について,回路の動作を数式を用いた解析ができる | AM,FMの変復調回路について,回路の動作を理解し,説明ができる | AM,FMの変復調回路の説明ができない. |
高周波回路 | 高周波回路について,回路の動作を理解し,定量的な解析ができる. | 高周波回路について,回路の動作を理解し,説明ができる. | 高周波回路の動作を説明ができない. |
ディジタル変復調 | 各ディジタル変復調回路について,回路の動作を数式を用いた解析,説明ができる. | 各ディジタル変復調回路について,回路の動作を理解し,説明ができる. | 各ディジタル変復調回路の動作を説明できない. |
S/Nとビットエラーレイト | ディジタル変調に関係する計測技術等を理論的に解析できる. | ディジタル変調に関係する計測技術等を説明できる. | ディジタル変調に関係する計測技術等を説明できない. |
評価方法及び 総合評価 | 【評価方法】筆記試験(定期試験)及び課題のレポート(小テストを含む)で評価する。【総合評価】定期試験(60%)と該当期間中に実施したレポート点(40%)で評価し、60%以上で目標達成とみなす。なお、期日が指定されたレポートの提出が遅れた場合は、そのレポートの点数を0点とする。 |
学習方法 | |
学生への メッセージ | 質問は、随時メール(shimoshio@kumamoto-nct.ac.jp)でも受付ける. 本科目の試験は英語で出題する.解答は日本語でよい. |
学修単位への対応 | 本科目は1単位あたり30時間程度の自学自習が求められます.それに対応するレポートを課す. |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |