科目コード | AN128 | ||||
科目名 | 画像工学総論(Introduction to Image Engineering) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 電子情報システム工学専攻 | 対象学年 | 1年 | 開講期間 | 後期 |
科目区分 | 情報制御系 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 |
授業形式 | 講義と演習 | 規定授業時数 | 15 |   | |
教員名(所属) | 小山 善文(人間情報システム工学科) | 教員室 | 3号棟2階 | ||
使用教科書 | 「画像工学総論テキスト」 熊本高専HIオリジナル、著者 小山善文 | ||||
参考書 | ・「ディジタル画像処理」 CG-ARTS協会 ・尾崎弘,谷口慶治著「画像処理」 共立出版社 ・南敏,中村納著「画像工学」 コロナ社「照明工学」 電気学会納谷嘉信著「産業色彩学」 朝倉書店 など | ||||
科目の位置付けと 関連科目 | |||||
科目の概要 | 以下の内容を座学を中心に進める.・撮像系,照明系,光学系に関する画像処理システムのハードウェア技術・画像変換強調処理,2値画像処理,濃淡画像処理技術・検査システム,環境認識システム等への画像処理の応用・画像圧縮技術を含む処理アルゴリズム技術 | ||||
授業方針 | ・画像処理システムを構築する技術を身に付けて画像取り込みと画像処理プログラムを作成ができる.・画像処理の面白みを理解し,画像処理のやり方を理解し説明できる.・画像工学が産業応用に結びつ |
授業項目 | 時数 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.ガイダンス Guidance | ||
2.画像システムのハードウェア技術 Hardware technology of image system | 画像処理システムを構成するハードウェア構成について説明できる. | |
3.デジタル画像の性質 Features of digital image | サンプリング定理,量子化,周波数軸変換について理解し説明できる. | |
4.画像変換強調処理,2値画像処理,濃淡画像処理技術 Image conversion enhancement processing | 画像パターン認識手法についてアルゴリズムを含むソフトウェア処理が説明できる. | |
5.実画像処理の実習 Practice of actual image processing | 画像(映像)機器を使った演習及び基本の画像処理を行うことができる. | |
6.画像圧縮技術とコンピュータビジョン技術 Image compression technology and computer vision technology | JPEG,MPEG等の画像圧縮法について理解し説明できる. コンピュータビジョンの仕組みについて理解し説明できる. |
ルーブリック | |||
評価項目 | 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
撮像系,照明系,光学系に関する画像処理システムのハードウェア技術およびデジタル画像の性質 | 画像処理システムを構成するハードウェア構とデジタル画像の性質成について、その全てについて説明できる. | 画像処理システムを構成するハードウェア構成とデジタル画像の性質成について、少なくとも撮像系と画質について説明できる. | 画像処理システムを構成するハードウェア構成およびデジタル画像について説明できない. |
画像変換強調処理,2値画像処理,濃淡画像処理技術 | 画像パターン認識手法について濃度変換処理、幾何学処理の基礎を計算で解け、様々な画像処理技術について説明できる. | 画像パターン認識手法について濃度変換処理、幾何学処理の画像処理技術について説明できる. | 画像パターン認識手法について濃度変換処理、幾何学処理の画像処理技術について説明できない. |
実画像処理演習 | 画像(映像)機器を使った演習及び基本の画像処理をプログラムを使って作成し評価することができる. | 画像(映像)機器を使った演習及び基本の画像処理をツールを使って作成することができる. | 画像(映像)機器を使った演習及び基本の画像処理を作成することができない. |
画像圧縮技術とコンピュータビジョン技術 | JPEG,MPEG等の画像圧縮法について理解し説明でき、コンピュータビジョンの仕組みについて理解し説明できる. | JPEG,MPEG等の画像圧縮法について理解し説明できる. | JPEG,MPEG等の画像圧縮法について理解し説明できない. |
評価方法及び 総合評価 | 【評価方法】試験とレポートで評価する。【総合評価】定期試験(50%),課題レポート(50%)で総合評価する.試験の得点が60点未満の者に対して1回の追試験を実施し,最高60点として評価する.課題レポート未提出者の評価は0点とする. |
学習方法 | 応用数学等の数学的基礎学力は身に付けておくとともに,ソフトウェア技術等のコンピュータプログラミング技術も併せて身に付けておくことが望ましい. |
学生への メッセージ | 質問は随時受け付ける. lectures and exrcises. Questuins Ican accept at any time. |
学修単位への対応 | 1単位あたり30時間程度の自学自習が求められます。 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |