2015年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードAN119
科目名回路システム学(Circuit System) 単位数2単位
対象学科電子情報システム工学専攻対象学年1年開講期間前期
科目区分電子通信系必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義規定授業時数15  
教員名(所属)
本木 実(情報通信エレクトロニクス工学科)教員室
1号棟4階
使用教科書
電気回路[1]−基礎・交流編―(小澤孝夫著,朝倉書店),および,プリント配布
参考書
小野田真穂樹:「現代回路理論」 昭晃堂, 斎藤正男著:「回路網理論演習」 学献社秋月影雄,橋本洋志:「電気回路教本」オーム社
科目の位置付けと
関連科目
電気回路学,電子回路学
科目の概要回路システム学とは,いろいろな素子を接続してできる系(システム)について論じる学問である.近年,コンピュータによる回路の解析や設計が普及し,回路システム学としても,それに適したものが要求されている.これらの観点から,グラフ理論,状態変数解析等の回路システムの基本概念について学習する.
授業方針1.回路網解析に必要な知識を理解し,説明できる.2.回路方程式の表現法とそのために必要な表現法とを理解し,関連する問題を解くことができる.3.状態方程式について理解し,その方程式を立てることができ,関連する問題を解くことができる. 4.回路網の持つ性質を利用した解法を理解し関連する問題を解くことができる.

授業項目

時数

達成目標(習得すべき内容)

1.ガイダンス
(guidance)
0.5
 
2.回路網の諸定理
(Laws of circuits)
3
網目解析,重ねの理,テブナンの定理などの諸定理を理解し,それらに関する問題を解くことができる.また,それらに関して説明できる.
3.グラフ理論の基礎
(Basic of graph theory)
2.5
回路解析に必要なグラフ理論の用語,基礎的な概念について説明できる.
4.グラフの行列表示
(Matrix expression of graph)
2.5
グラフを行列の形で表現する方法とその特色を理解し,それに関する問題を解くことができる.
5.回路網解析
(Circuit analysis)
2.5
グラフ理論と行列を利用した回路網解析法を理解し,それに関する問題を解くことができる.
6.状態方程式
(State equation)
2
状態の概念と,それを用いた微分方程式である状態方程式の導出方法を理解し,それに関する問題を解くことができる.
7.ネットワークとフロー
(Network and flow)
2
最大フロー,最小コストフロー等ネットワークにおける問題とその解法を理解し,それに関する問題を解くことができる.

ルーブリック

評価項目

理想的な到達レベルの目安

標準的な到達レベルの目安

未到達レベルの目安

回路網の諸定理網目解析,重ねの理,テブナンの定理などの諸定理を深く理解し,それらに関する問題を解くことができる.また,それらに関して詳しく具体的に説明できる.網目解析,重ねの理,テブナンの定理などの諸定理を理解し,それらに関する問題を解くことができる.また,それらに関して説明できる.網目解析,重ねの理,テブナンの定理などの諸定理を理解できない.それらに関する問題を解くことができない.また,それらに関して説明できない.
グラフ理論の基礎,グラフの行列表示,回路網解析回路解析に必要なグラフ理論の用語,基礎的な概念について詳しく説明できる.グラフを行列の形で表現する方法とその特色,グラフ理論と行列を利用した回路網解析法を深く理解し,それに関する問題を解くことができる.回路解析に必要なグラフ理論の用語,基礎的な概念について説明できる.グラフを行列の形で表現する方法とその特色,グラフ理論と行列を利用した回路網解析法を理解し,それに関する問題を解くことができる.回路解析に必要なグラフ理論の用語,基礎的な概念について説明できない.グラフを行列の形で表現する方法とその特色,グラフ理論と行列を利用した回路網解析法を理解できない.それに関する問題を解くことができない.
状態方程式状態の概念と,それを用いた微分方程式である状態方程式の導出方法を深く理解し,それに関する問題を解くことができる.状態の概念と,それを用いた微分方程式である状態方程式の導出方法を理解し,それに関する問題を解くことができる.状態の概念と,それを用いた微分方程式である状態方程式の導出方法を理解できない.それに関する問題を解くことができない.
ネットワークとフロー最大フロー,最小コストフロー等ネットワークにおける問題とその解法を深く理解し,それに関する問題を解くことができる.最大フロー,最小コストフロー等ネットワークにおける問題とその解法を理解し,それに関する問題を解くことができる.最大フロー,最小コストフロー等ネットワークにおける問題とその解法を理解できない.それに関する問題を解くことができない.
評価方法及び
総合評価
【評価方法】筆記試験と課題演習レポートで評価する.【総合評価】筆記試験と課題演習レポートの総合評価によって,上記授業目標に関する理解の程度を評価する.筆記試験とレポートの評価の割合は,それぞれ,全体評価の60%と40%とする.60%以上の得点率で目標達成とみなす.原則として,テストを受けなかった場合には,当該テストを0点として評価する.また,レポートの評価は期限を1週間以上過ぎた場合は0点とする.1週間以内の遅れは正規の評価の半分とする.
学習方法関連する科目は,電気回路及び,電子回路であり,この科目の講義内容について十分に復習して受講することが望まれる.質問については,随時受け付ける.
学生への
メッセージ
教科書にそって進める.良書でもありますので,必ず入手してください.本授業は一部英語により進めます.
学修単位への対応1単位あたり30時間程度の自学自習が求められます。
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
D-1(〇)