2014年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードTE505
科目名卒業研究(Graduation Research) 単位数8単位
対象学科情報通信エレクトロニクス工学科対象学年5開講期間通年 
科目区分総合科目必修・選択必修履修/学修履修
授業形式 規定授業時数240実時間数200
教員名(所属)
情報通信エレクトロニクス工学科 全教員教員室
使用教科書
参考書
 
科目の位置付けと関連科目実験系科目(ものづくり基礎,電子通信工学実験T,電子通信工学実験U,電子通信工学実験V,卒業研究)の最終段階の科目であり,他の科目にも関連して,最終的な総仕上げの科目である.
科目の概要卒業研究は,これまでに修得した工学的知識,経験,調査能力に基づき,未知なる課題に対していくつかの制約条件の下で学生自らが研究計画を立案し,文献調査,実験,調査などを通して問題を解決する研究活動である.指導教員の助言を受けながら,議論や調査,研究の過程を通して問題解決能力を養うとともに,成果を第三者に発表する過程でプレゼンテーション能力を身につける.最後に,研究成果を概要集と卒業研究報告書にまとめることにより,文書作成能力を身につける.
授業方針(1)学習した知識に基づき現象を的確に解析できる.
(2)文章表現力および発表の基礎力を十分にもつことができる.
(3)問題解決のために情報を収集・検討し基本的な提案ができる.
(4)独創性・創造性の基礎的素地を形成できる.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1.ガイダンス
3
卒業研究の進め方,評価方法を把握する.配属研究室を選定する.
2.卒業研究課題の選択
3.研究の背景,目的を的確に理解
4.研究方法,実験方法,システム設計の検討
5.実験装置またはシステムの設計試作
6.実験または計算結果の整理,グラフ化,評価
7.中間発表の準備
124
提示された研究課題を主体的に選択できる.
問題解決の為に情報を収集・検討し基本的な提案ができる.
文献調査や資料収集に対して自主的,積極的に臨むことができる.
文献調査,研究計画および研究結果の予測を立てながら,ハードウエア開発,ソフトウエア開発を行うことができる.
得られた実験データや計算結果を整理し,グラフ化して,成果を中間結果として文書にまとめることができる.
8.中間発表会
7
卒研の中間経過をまとめ,プロジェクタを用いて,口頭発表できる.
9.実験装置システムの改良または応用
10.研究データ収集,整理,グラフ化,評価
11.卒業研究報告書作成
12.卒研発表の準備
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実験装置やシステムを改良または応用して,研究開発を行うことができる.
得られた各種の実験データや計算結果を整理し,グラフ化して,成果を中間結果として文書にまとめることができる.
13.卒業研究発表会
8
卒研の成果をまとめ,プロジェクタを用いて口頭発表できる.
14.卒業研究報告書作成
15.卒業研究報告書提出
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卒業研究報告書の文書の推敲を行い,期限内に提出できる.
評価方法及び総合評価プレゼンテーション(中間10点,学年末10点)および卒業研究論文(80点)を総合して評価し,60%以上の得点率で目標達成とみなす.プレゼンテーションの審査は全員で行い,論文は 各指導教員が評価する.プレゼンテーションの評価は60%に満たない場合は,期限を定めて再発表を行い,改めて審査する.未提出や期限に遅れて提出された各評価点は0点とする.
学習方法 
学生へのメッセージ今までに得た知識・調査能力・実験意欲すべてが試される科目である.科学論文の書き方などたくさんの書籍が出ているので参考にするとよい.就職・進学に際して卒研テーマと内容は質問されることが多いので,4月の段階で,的確に説明できるようになっていること.
学修単位への対応該当なし
本校教育目標との対応
(6)
JABEE学習教育目標との対応
E-2(○)