2014年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードTE305
科目名電子計測(Electronic Measurements) 単位数2単位
対象学科情報通信エレクトロニクス工学科対象学年3開講期間通年
科目区分専門基礎科目必修・選択必修履修/学修履修
授業形式講義規定授業時数60実時間数50
教員名(所属)
西山英治(情報通信エレクトロニクス工学科)教員室
西山(1号棟3階)
使用教科書
改訂電磁気計測、菅野允、電子情報通信学会、コロナ者
参考書
若山芳三郎 著「電気計測入門」 啓岳出版岩崎 俊  著「電磁気計測」  コロナ社
科目の位置付けと関連科目本授業内容は電気技術者の多くの資格試験に関連する科目である。
科目の概要電気計測は電気技術者として、必要な基礎的計器について述べ、計測に関する基本的な知識及び測定器の構造・動作原理・使用法等について講義する。また、3、4年生の電気実験で取り扱う各種電気量の測定方法についても講義する。
授業方針電気計測は基礎電気学及び基礎電気実験を基にした科目であり、電気量である電圧、電流、抵抗、電力、波形、容量等を測定するアナログ計器及びディジタル計器について、その構造

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

測定の基礎
4
電気測定に関わらず測定につい基本的な事柄をまとめることができ、関係する用語の意味を正しく理解し、測定の成り立ちと実際との関係を知ることができる。
単位と標準
6
測定に必要な標準量および単位をを決める方法について理解する。また、全世界の測定現場で正しい標準値を入手できる。
電気計器
8
いわいるメータを示し、その測定原理について理解し、正しい使用法を理解できる。
電圧・電流の測定
4
一般には電圧計、電流計が用いられているが、零位法を用いた精密な測定法について理解できる。
抵抗の測定
4
電気回路に用いられる素子の抵抗を測定することは非常に重要である。特に低抵抗、高抵抗の測定の原理方法を正しく理解できること。
各種指示計器の動作・特徴
16
各種指示計器の種類・動作原理と、それぞれの特性等を理解し説明することができる。
インピーダンスの測定
4
5に関して直流値だけでなく交流抵抗インピーダンスの測定原理手法を正しく理解できる。
電力・電力量の測定
4
電力は電圧・電流の積で示されるが交流は力率が生じるために複雑な取扱いが必要である。この章では、測定原理・手法を正しく理解し、測定手法が理解できること。
周波数・時間の測定
10
最近周波数と時間の測定はかなり高い精度で測定することができる。この原理を理解し、種々の測定への応用を理解できる。
評価方法及び総合評価4回の試験の平均値で評価する。なお理解度が60%以上で合格とする。
学習方法本科目は、電気技術者の多くの資格試験に関連する専門基礎科目である。
学生へのメッセージ質問は、講義中含め随時受け付けます。
学修単位への対応本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。
本校教育目標との対応
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JABEE学習教育目標との対応
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