2014年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードLK301TEHI
科目名国語V(Japanese V) 単位数2単位
対象学科情報通信エレクトロニクス工学科・人間情報システム工学科対象学年3年開講期間通年
科目区分基礎科目必修・選択必修履修/学修履修単位
授業形式講義規定授業時数60実時間数50
教員名(所属)
堀畑 真紀子(一般共通科)教員室
1号棟1F(非常勤講師室)
使用教科書
『現代文』数研出版
参考書
『漢字検定プラス』桐原書店  高専のための30冊(図書館)
科目の位置付けと関連科目 基礎科目と専門科目の基礎になる。
科目の概要近代以降の優れた文章や作品を、読解し鑑賞する能力を高めるとともに、認識力・思考力を鍛え、感受性を豊かにする。また、すすんで読書をし、自らの表現する態度も養う。月一回の漢字試験によって、漢字の使い方を身につけ、語彙を豊かにする。
授業方針論理的な文章では、論理の展開や要旨を的確にとらえ、思考力や表現力を養うことができる。文学的な文章では、人物・情景・心情を的確にとらえ、表現を味わうとともに、人間としての生き方、さらに恋愛のあり方などという普遍的な命題についての考えを深めることができる。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1 ガイダンス
1
前期と後期の授業概要と評価方法を理解する。
2 小説 山川方夫「朝のヨット」・森鴎外「舞姫」
23
作品に描かれた情景や登場人物の性格・心情を表現に即して読み取ることができる。
3 評論 河合隼雄「物語と人間」・鷲田清一「モードの論理」・坂口安吾「文学のふるさと」・若林幹夫「未来都市は今」
28
論理の展開によって要点を把握し、様々な観点からの考察を加えることによって、自分の考えを表現できる。
4 演習 語彙力の習得・課題作文とスピーチによる表現力の養成・コミュニケーション力の習得
8
語彙を豊かにし、自ら表現することができる。課題を理解し、決められた時間と字数で、自分の考えをまとめ、的確に表現することができる。
評価方法及び総合評価定期考査80%、漢字試験・作文・課題20%を総合し、読解力と表現力の習得を評価する。総合評価60%以上を合格とする。作文・課題を提出しなかった場合は0点とする。必要に応じて再評価を行う。公欠・出席停止については考慮する。
学習方法@予習課題を解く。A授業のなかで、自分の答案との違いを理解する。B作者の主張をまとめ、それに対する自分の考えを文章で表現する。
学生へのメッセージ新聞のコラム欄を毎日読むなどして、活字に接する時間を確保しましょう。予習課題は、ポイントをおさえて、的確に表現する力を養うことを目的としていますので、真剣に取り組みましょう。質問については、授業中や授業前後、適宜受け付けます。
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
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