2014年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードLK203
科目名倫理A (Ethics A) 単位数2単位
対象学科全学科対象学年2年開講期間通年
科目区分基礎科目必修・選択必修履修/学修履修単位
授業形式講義規定授業時数60実時間数50
教員名(所属)
永野拓也(共通教育科) 教員室
1号棟2階
使用教科書
平木幸二郎ほか編『倫理』東京書籍
参考書
廣松渉ほか編『岩波哲学・思想事典』岩波書店
木田元監修 『朝日キーワード:哲学』朝日新聞社
永井均『倫理とは何か―猫のアインジヒトの挑戦』産業図書
科目の位置付けと関連科目次々年度における哲学の基礎科目と位置付けられる。
科目の概要倫理とは、「よい人間関係」である。この授業ではこのことを、次の二つの角度から解説し、論述を課す。
1.青年期の課題 青年期における、共存と生きがいの重要さについて解説する。2.さまざまな倫理思想 共存と生きがいがなぜ必要なのか、さまざまな考え方を解説する。3.論述課題 上記1と2について論述させる。
授業方針1.青年期の課題   @青年期の位置づけと課題  A共存の重要性と生きがいを探る必要 これらに関する発達心理学の基本的な考え方を、理解できる。2.さまざまな倫理思想   @共存の重要性  A生きがいの重要性 それぞれの思想の、@とAについての基本的な事項な理解できる。3.論述課題 1と2について、基礎的な考え方を偏見を避け、根拠を示し、伝わるように説明できる。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1.青年期の課題
4
@青年期の位置づけと課題
A共存の重要性と生きがいを探る必要
これらに関する発達心理学の基本的な事項を理解できる。(定期試験で評価)
2.さまざまな倫理思想
56
@共存の重要性
A生きがいの重要性
それぞれの思想の、@とAについての基本的な事項を理解できる。(定期試験で評価)
3.項目課題
上記のうち適宜
1と2の条件として、基礎的な考え方を、偏見を避け、根拠を示し、伝わるように説明できる。
評価方法及び総合評価授業項目1〜2から定期試験を出題する(80%)。3の論述課題(20%)と合わせて総合評価し、60%以上で目標達成とする。提出期日に遅れた論述課題は0点とする。
学習方法試験問題は、板書した内容と、教科書をもとに作成する。対策として、まず講義を聴きもらさないようにする。板書のノートを整理してとる。これを通読して、講義の内容を理解する。教科書の対応箇所は必ず一読し、ノートと照合すると理解を促すと思われる箇所にはアンダーラインを引く。
学生へのメッセージこの授業は、日常生活、さまざまな人間関係の問題についてみなさんが持つ意見を、きちんと理屈だてて整理し、視野を広げ、問題の根を探るための授業です。「そのために」一定のことがらを覚える必要はありますが、覚えること自体が目的ではありません。授業で知ったことについて、日常的な具体例を自分で考え、考えたことを伝えようとしてみてください。試験で得点できるということは、こういう主体的な応用ができるということを意味します。
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
(5)、(6)
JABEE学習教育目標との対応
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