2014年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードHI508
科目名情報環境工学(Information Environment Technology) 単位数2単位
対象学科人間情報システム工学科対象学年5開講期間通年
科目区分専門応用科目必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義(演習含む)規定授業時数60実時間数50
教員名(所属)
小山 善文(HI科)教員室
3号棟2階
使用教科書
「情報環境工学テキスト」 熊本高専人間情報システム工学科
参考書
 ロバート・ヤコブソン著,「情報デザイン原論」 電気大学出版局
情報教養研究会 編著、新情報社会人のすすめ (株)ぎょうせい
科目の位置付けと関連科目 情報技術を多角的に捉えられる科目である.情報の基礎技術をベースにしてこの科目を習得することになる.
科目の概要(1)情報環境工学として取り扱う内容として,
@ デジタル情報  A情報デザイン  Bコミュニケーション  C社会情報システム
の4分野に絞りその分野の基礎理論と大局的な動向を学び取る.
(2)各分野の中で特徴的な項目について演習を行う.
(3)上記(1)と(2)から総合的に情報環境工学の本質を学び取る.
授業方針・座学,演習,外部専門家の講義などを通して多次元的に情報環境工学を習得する.
・情報環境の全体像について,本講義では扱わない情報ネットワークも含めて理解し,
情報環境工学が扱う分野を創造できる思考とスキルの基本を習得する.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
2
・情報環境の全体像について,本講義では扱わない情報ネットワークも含めて理解し説明できる.
デジタル情報
16
・画像システムについて説明できる.
・画像システムが設計・評価できる.
情報デザイン
16
・デザイン工学の概略について理解する.
・ビジュアライゼーションのデザイン設計ができる.
コミュニケーション技術
10
・コミュニケーションデザインについて理解できる.
・ツールを使ってコンセプト設計ができる.
社会情報システム
16
・スマートコミュニティ(HEMS,スマートグリッド)システム,ヘルスケアシステム,スマートアグリについて情報技術の関わりを説明できる.
評価方法及び総合評価・前期期末,後期期末の成績は,定期試験とレポートそして演習で評価する.
・学年末の評価は,前期中間,前期期末,後期中間,後期期末の成績の平均点とする.
・総合結果により60%以上の得点で目標達成とみなす.
学習方法 ・質問は随時受け付ける.
学生へのメッセージ・情報技術を社会との関わりから考えられる人材になるために,授業の内容をしっかり考えましょう. 
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
(2)(6)
JABEE学習教育目標との対応
F−4,D−1