2014年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードCI305
科目名プログラミング通論(Computer Programming)単位数2単位
対象学科制御情報システム工学科対象学年3開講期間通年
科目区分専門基礎科目必修・選択必修履修/学修履修
授業形式講義規定授業時数60実時間数50
教員名(所属)
嶋田泰幸(PBL・総合教育センター)教員室
5号棟2階
使用教科書
Head First C(David Griffiths, Dawn Griffiths, O'Reilly)
参考書
Head First C - 頭とからだで覚えるCの基(中田 秀基 監訳、木下 哲也 訳, O'Reilly)
B. W. カーニハン, D. M. リッチー著(石田晴久訳), プログラミング言語C 第2版, 共立出版
アセンブリ言語スタートブック(高田 美樹,技術評論社)
科目の位置付けと関連科目情報処理,基本情報技術者試験
科目の概要C言語は,科学計算,ロボット制御,音響信号処理や画像処理といった信号処理,データ通信など幅広い分野で使用されている言語の一つであり,重要なプログラミング言語の一つである.本科目では,2年時に習得したプログラミング技術をさらに深め,より高度なプログラミング技術をみにつけることを目的とする.
授業方針1. ポインタについて理解する.
2.複数のソールファイルから成るプログラムが作成できる.
3.動的メモリを使ったプログラムが作成できる.
4.構造体を使用したプログラムが作成できる.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
2
到達目標,学習方法,評価方法について理解する.
計算機システムの動作
8
計算機システムの基本動作について理解する.
ポインタ
8
ポインタのメカニズムを理解し,ポインタを用いたプログラムが作成できる.
文字列
8
文字列を取り扱うことが出来る.
複数ファイルによる構成
4
複数のファイルでプログラムを作成する事ができる.
構造体
8
構造体を利用したプログラムが作成できる.
データ構造と動的メモリ
8
動的メモリを利用したプログラムが作成できる.
関数の利用
8
関数のポインタの利用したプログラムが作成できる.
ライブラリ
6
独自のライブラリを作成できる.
評価方法及び総合評価定期試験 (60%),演習レポート評価(40%)を総合し,60%以上の得点率で目標達成とみなす.
演習レポートの提出期限は課題提示と同時に示し,期限に遅れて提出されたレポートの評価点は0点とする.
学習方法座学で学んだことは自分でプログラムを作成しながら理解を深めていく.
学生へのメッセージ実際に自分でプログラムを作成することで,より理解が深められる.そのため,積極的に演習にも取り組んでもらいたい.
学修単位への対応該当なし
本校教育目標との対応
(2),(3)