2014年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードAN204
科目名ディジタル通信システム工学(Digital Telecommunication System Engineering) 単位数2単位
対象学科電子情報システム工学専攻対象学年2年開講期間後期
科目区分電子通信系必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義規定授業時数30実時間数25
教員名(所属)
下塩 義文(専攻科)教員室
1号棟3階
使用教科書
神谷 幸宏「C言語によるディジタル無線通信技術」コロナ社
参考書
 
科目の位置付けと関連科目 
科目の概要まず,アナログ変復調の回路を解説する.次に,ディジタル変復調,特にノイズとBERについて解説する.ディジタル変調に関する評価,計測技術について解説する.高周波回路の設計技術について解説する.
授業方針・各種変調波形を描け,周波数スペクトルが分かり,これらを数式で表現できるようになる.
・デジタル変調について,その評価・計測技術について理解する.
・新しいデジタル変調技術について,その仕組みを理解する.
・高周波のアナログ回路について等価回路,解析技術を理解する.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1.ガイダンス
1
講義の目標を知り,評価方法について理解する.
2.アナログ変復調
3
AM,FMの変復調回路について,回路の動作を理解し,説明ができる.
3.高周波回路
8
高周波回路について,回路の動作を理解し,説明ができる.
4.ディジタル変復調
10
各ディジタル変復調回路について,回路の動作を理解し,説明ができる.
5.S/Nとビットエラーレイト
8
ディジタル変調に関係する計測技術等を説明できる.S/Nに対するBERのシミュレーションができる.
評価方法及び総合評価【評価方法】筆記試験(定期試験)及び課題のレポート(小テストを含む)で評価する。【総合評価】定期試験(60%)と該当期間中に実施したレポート点(40%)で評価し、60%以上で目標達成とみなす。なお、期日が指定されたレポートの提出が遅れた場合は、そのレポートの点数を0点とする。
学習方法 
学生へのメッセージ質問は、随時メール(shimoshio@kumamoto-nct.ac.jp)でも受付ける.
学修単位への対応20時間相当の自習を課す.
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
D-1(○)