2014年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードAN129
科目名ソフトウェア設計工学(Software Design Engineering)単位数2単位
対象学科電子情報システム工学専攻対象学年1年開講期間後期
科目区分情報制御系必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義規定授業時数30実時間数25
教員名(所属)
卜 楠(制御情報システム工学科)教員室
5号棟4階
使用教科書
参考書
「独習UML」第4版 翔泳社
松本 啓之亮 「ソフトウエア工学」 森北出版
「実例で学ぶ ソフトウェア開発」 オーム社
科目の位置付けと関連科目 
科目の概要本科目はソフトウェア開発のプロセスにおいて、設計するアプリケーションの要件定義分析およびプログラム構造、振舞いなどの設計にかかわる手法について説明する。内容として、UML(Unified Modeling Language)を利用してシステムのモデリングを行う手法を紹介し、実例を用いてその理解を深める。
授業方針ソフトウェア設計に用いられるUMLの手法を実例を利用し、複数のメンバーでチームを構成して実問題を利用して実践する。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
1
ソフトウェアの設計プロセス
2
大型ソフトウェアアプリケーション開発の典型的なプロセスを紹介し、ソフトウェア設計段階の重要性を示す。
UMLの紹介
3
ソフトウェア開発の手法として広く利用されているUMLを紹介する。
実アプリケーションProject
14
ロボコードの課題を利用して実践的にUMLを理解する。
要件分析
4
ロボコードの問題における各チームの設計目標を確認し、それに応じて要件分析ができるように理解させる。
内部分析
4
ロボコードの問題において、各チームは各自の設計目標と要件分析の結果を踏まえて、内部分析ができるように理解させる。
ロボコード競技と評価
2
試合形式を通して、各チーム設計とProjectの完成度を確認する。
評価方法及び総合評価課題プレゼンテーションとレポートで評価を行う。数回のレポート評価点を合計して総合評価とする。レポートを提出しないものは0点とする。
学習方法講義内容以外、実アプリケーション課題を解決し、演習という形でソフトウェアの開発を実践する。
学生へのメッセージ 
学修単位への対応学修科目とは自学学習を含む科目を指す。
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
D-1(○)