2013年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードTE406
科目名応用プログラミング(Application Programming) 単位数2単位
対象学科情報通信エレクトロニクス工学科対象学年4年開講期間通年
科目区分専門基礎科目必修・選択必修履修/学修学修
授業形式講義規定授業時数60実時間数50
教員名(所属)
新谷 洋人(情報通信エレクトロニクス工学科)教員室
1号棟3階
使用教科書
高橋友一 「Javaで学ぶオブジェクト指向プログラミング入門」 サイエンス社
独自に作成したWebClass上の資料
参考書
「スタートアップJava」,技術評論社
科目の位置付けと関連科目関連科目:情報基礎工学,プログラミングI,プログラミングII
(本科目は各種情報系資格試験において,必須となる内容を含むものである)
科目の概要マルチプラットフォームで動作可能なJava言語を用いた,オブジェクト指向のプログラミング技術とGUI作成及び,Webサーバ上に配置されたデータベースへのアクセスを理解する.目的に応じた実用的なWebアプリケーションを作成できるようになる.
授業方針1. オブジェクト指向プログラミングの基本概念を理解し,クラス設計ができる.
2. 代表的なオブジェクト指向プログラミングであるJavaによる基礎的なGUIの設計ができる.
3. Javaを利用したアプリケーションを作成できる.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
1
本授業の概要,進め方,評価方法を把握する.
オブジェクト指向プログラミングとは
3
オブジェクト指向型の基本的考え方と特徴を説明できる.
Javaプログラムの基本構成

6
Javaプログラムの基本的な構成について説明でき,簡単なプログラミングができる.また,C言語でかかれた簡単なプログラムをJavaで書き直す事ができる.
オブジェクト指向の仕組み

8
オブジェクトの生成とメソッドの呼び出し方法を理解し,クラスを用いた基礎的なプログラミングができる。
GUIによるプログラミングの応用
8
コンストラクタ,Swingクラスを用いたGUIクラスの構築ができ,イベントリスナーを用いた簡単なGUIプログラムを作成できる
Javaアプレット
8
Webブラウザ上で動作するJavaアプレットの仕組みを理解し,簡単なアプレットを作成できる
ネットワークプログラミング

8
TCP/IPでのソケット通信機能について理解し,通信機能を持ったプログラムを作成できる
プログラム開発実践
18
Javaを利用し,必要に応じたアプリケーションを完成させることができる
評価方法及び総合評価評価は100%レポートおよび演習問題で行う.ただし,提出遅れは1日毎に当該レポート及び演習点からおよそ10%ずつ減点する.総合評価は四半期の平均点で算出する.
学習方法講義中に毎回演習課題を提示する.これを指定の期限までに完成させ,提出する.この繰り返しで達成目標を習得していく.
学生へのメッセージ授業および演習は「TEコンピュータ演習室」で実施する.履修者は、C言語などの手続き型言語の基礎を習得していることが望ましい。授業に対する質問などは、授業中だけでなくメールや教員室への訪問でも随時受け付ける.
学修単位への対応レポート及び課題により40時間程度の自学自習時間を確保する.
本校教育目標との対応
(2)
JABEE学習教育目標との対応
B-2