2013年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードLK403
科目名生物科学(Biology) 単位数2単位
対象学科全学科対象学年4開講期間通年
科目区分 必修・選択必修履修/学修学修
授業形式講義授業時間数60実時間数50
教員名(所属)
佐藤栄治(非常勤講師)
寺本進(非常勤講師)
教員室
非常勤講師室(1号棟1階)
使用教科書
石川統 著,「生物科学入門」,裳華房
参考書
 
科目の位置付けと関連科目 電子・情報系技術者に必要とされる知識について触れ,生物学の基礎を学ぶ科目である.
科目の概要生物学の歴史,生物の特質や生物科学の方法,生命の起源と進化,生物の分類法,細胞の構造と分裂,生物を構成する物質とはたらきについて講義する.
授業方針生物の特質や生命の起源と進化について説明できる.
生物の分類法,細胞の構造と分裂について説明できる.
生物を構成する物質とはたらきについて説明できる.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス(生物学の歴史T)
1
生物学・化学・物理学がどのように関連しているかを説明できる。
生物と生物科学,生物の特質,生物科学の方法(生物学の歴史II)
3
生物学の特徴を挙げられる.
生物の歴史,生命の起源,生物のたどった道,進化の思想(生物学の歴史III)
10
生物学の発展過程を説明できる.進化について特性を挙げられる.
前期中間試験(またはレポート)にて達成度を測る.
生物の多様性,生物の分類法,真正細菌界,古細菌界,原生生物界,植物界,動物界,非細胞性増殖単位
16
多様性を説明できる.分類について特徴を挙げられる.
前期期末試験にて達成度を測る.
生物のつくり,細胞の構造,細胞分裂,動物の組織,植物の組織と組織系
10
細胞の構造と機能を説明できる.動物と植物の違いを挙げられる.
生物のはたらきI,生体を構成する物質,酵素
6
細胞機能の詳細を説明できる.酵素について特徴を挙げられる.後期中間試験(またはレポート)にて達成度を測る.
生物のはたらきI,光合成,遺伝子の発現,DNAの複製・神経と筋肉の働き
14
細胞のエネルギー合成と消費過程を説明できる.DNAとRNAについて特徴を挙げられる.学年末試験にて達成度を測る.
評価方法及び総合評価定期試験の評価を80%とし、レポート等の評価を20%として、理解度を評価する。
総合評価で、60%以上の得点率により合格とみなす。
学習方法 ノートをとることも大事だが,授業の説明を聞く方に重点を置いて欲しい。
学生へのメッセージ 専門用語の理解に心がけて欲しい。そのためには復習を忘れないでいただきたい。
学修単位への対応 本科目は50分の授業に対して,放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます.
自学学習では通常授業の予習,復習および時折課されるレポート作成を行ってください.
本校教育目標との対応
(3)(5)
JABEE学習教育目標との対応
D-2