2013年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードLK301TEHI
科目名国語V(Japanese V) 単位数2単位
対象学科情報通信エレクトロニクス工学科・人間情報システム工学科対象学年3年開講期間通年
科目区分基礎科目必修・選択必修履修/学修履修単位
授業形式講義授業時間数60実時間数50
教員名(所属)
堀畑 真紀子(一般共通科)教員室
1号棟1F

(非常勤講師室)
使用教科書
『新版 現代文』教育出版
参考書
『漢字検定プラス』桐原書店  高専のための30冊(図書館)
科目の位置付けと関連科目 一年次から五年次までの国語
科目の概要近代以降の優れた文章や作品を、読解し鑑賞する能力を高めるとともに、認識力・思考力を鍛え、感受性を豊かにする。また、すすんで読書をし、自らの表現する態度も養う。
月一回の文字力問題試験によって、漢字の使い方を身につけ、語彙を豊かにする。
授業方針論理的な文章では、論理の展開や要旨を的確にとらえることができる。
文学的な文章では、人物・情景・心情を的確にとらえ、表現を味わうことができる。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1 ガイダンス
2 小説
井伏鱒二「山椒魚」
安部公房「赤い繭」
15
作品に描かれた情景や登場人物の性格・心情を表現に即して読み取ることができる。
3 詩
ヴェルレーヌ・上田敏訳「落葉」
島崎藤村「小諸なる古城のほとり」他
6
近代詩の特徴的なリズムや語感を味わい、詩の特質を理解することができる。
4 評論
柏木 博「コミュニケーションとしきり」
丸山真男「『である』ことと『する』こと」
佐伯啓思「欲望と資本主義」
茂木健一郎「脳と創造性」
35
論理の展開によって要点を把握し、様々な観点からものを考えたり、感じたりすることができる。
5 文字力問題試験・作文
4
語彙を豊かにし、自ら表現することができる。
評価方法及び総合評価定期考査80%、文字力試験・作文・課題20%を総合し、読解力と表現力の習得を評価する。総合評価60%以上を合格とする。作文・課題を提出しなかった場合は0点とする。
必要に応じて再評価を行う。
学習方法@予習課題を解く。A授業のなかで、自分の答えがなぜ間違ったのかを理解する。B作者の主張をまとめ、それに対する自分の考えを文章で表現する。
学生へのメッセージ質問については、授業中や授業前後、適宜受け付ける。
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
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