科目コード | LK205L | ||||
科目名 | 数学II(基礎数学・線形代数)(MathematicsII) | 単位数 | 4単位 | ||
対象学科 | 全学科 | 対象学年 | 2 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 基礎科目 | 必修・選択 | 必須 | 履修/学修 | 履修 |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 120 | 実時間数 | 100 |
教員名(所属) | 石原秀樹(共通教育科) 堀本博(共通教育科) 石田明男(共通教育科) | 教員室 | 1号棟1階 1号棟1階 1号棟2階 | ||
使用教科書 | 高遠節夫・斎藤斉他「新 基礎数学」大日本図書 高遠節夫・斎藤斉他「新 線形代数」大日本図書 | ||||
参考書 | 高遠節夫・斎藤斉他「新 基礎数学 問題集」大日本図書 高遠節夫・斎藤斉他「新 線形代数 問題集」大日本図書 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 1年次開講の数学Iの履修を前提としている。また3年次開講の微分積分、線形代数の基礎科目となる。 | ||||
科目の概要 | まず、数学の基礎をなす事柄として、1年次で学んだ内容に加え、複素数と三角関数の関係、座標平面における直線や2次曲線、離散数学の基礎となる場合の数や数列を取り上げます。2年次の半ばから、線形代数と呼ばれる分野の基礎となる「ベクトル」について学びます。ベクトルを使って何ができるかも考えます。 | ||||
授業方針 | この授業で取り上げた項目について次ができることを目標にする。 (1) 基本的な計算ができる (2) 定義や定理・公式の意味を理解し応用問題への適用ができる (3) 自らの力で分析や統合を行い、学習内容を活用できる (4) 既に学習した内容や他の分野との関連づけができる |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
図形と式 (1) 点と直線 (2) 2次曲線 | ・線分の長さ、内分・外分点の座標、直線の方程式、2直線が平行・直交するための条件に関して理解し応用できる。 ・楕円、双曲線、放物線の図形的な意味 接線の意味や、不等式の表す領域の図示に関して理解し応用できる。 | |
場合の数と数列 (1) 場合の数 (2) 数列 | ・場合の数、順列、組合せ、二項定理に関して理解し応用できる。 ・等差数列、等比数列、その他の数列の一般項やその和に関して理解し応用できる。 ・数学的帰納法を理解し応用できる。 | |
複素平面、極形式 | ・複素数を極形式で表し作図できる。 ・複素平面上での四則演算を理解する。 ・ド・モアブルの定理を理解し利用できる。 | |
ベクトル (1) 平面上のベクトル (2) 空間のベクトル | ・ベクトルの定義と演算、成分表示、内積の定義と応用、ベクトルの図形への応用に関して理解し応用できる。 |
評価方法及び総合評価 | 定期試験(60%)とその他(小テスト、レポート等)(40%)で評価し、60%以上で目標達成とする。また、レポート等を正当な理由がなく提出しなかった場合、0点として評価する。なお、到達目標を達成できなかった学生に対しては、再学習を課し、その後、再度到達度を確認するための試験を実施することがある。 数学Uは、(微分積分)と(基礎数学・線形代数)を総合的に評価し判断する。 |
学習方法 | 数学の勉強は1日1日の積み重ねです。毎日の勉強を怠らないこと。「なぜ、その公式を使うのか」「どうして、その解き方でなければ答えが出ないのか」という気持ちを常に持って学習してください。 |
学生へのメッセージ | 高専では、分からないことを分からないままにしておくと、どんどん分からなくなっていきます。まず、考え、分からなければ調べ、それでも分からなければ質問するという姿勢を身につけてください。 |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |