| 科目コード | LK104 | ||||
| 科目名 | 地理(Geography) | 単位数 | 2単位 | ||
| 対象学科 | 全学科 | 対象学年 | 1年 | 開講期間 | 通年 |
| 科目区分 | 基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修単位 |
| 授業形式 | 講義 | 規定授業時数 | 60 | 実時間数 | 50 |
| 教員名（所属） | 八田茂樹（共通教育科） | 教員室 | 1号棟2F | ||
| 使用教科書 | 「新編詳解地理Ｂ」山本正三他著 二宮書店、「標準高等地図」帝国書院編集部編 帝国書院 | ||||
| 参考書 | 「地理用語集」地理教育研究会編 山川出版社、「データブック オブ ザ ワールド」二宮書店、「日本国勢図会」矢野恒太記念会 | ||||
| 科目の位置付けと関連科目 | ２年以降の社会系科目の基礎。政治・経済,世界史,倫理Ａ,日本史,法学,哲学,社会学,経済学 | ||||
| 科目の概要 | 系統地理的展開から授業をするが、後半は世界地誌的展開も加味し、日本と世界の国々についての地理的理解を図る。前期は地理の本質を考えた後、地図について親しむ。その後自然地理的内容の地形と気候を学ぶ。後期は人文地理的内容を展開する。農業・工業などの産業から始めて、最後に民族と国境で現代世界の全体像を地理的に把握する。 | ||||
| 授業方針 | グローバルな視野を持った創造的技術者を育成するため、現代世界の国々についての地理的理解を図るが、「現在の日本の地理を説明できる」ことがグローバル化した世界における日本人として必要な資質と考える。そのため「世界における日本の地理」をテーマに「日本から世界を考える」。方法としての地図を理解するのが基本である。その後系統地理的学習を展開する。後期には「今の世界」を地理的に理解するために世界地誌的展開も加味する。 | ||||
授業項目 | 時間 | 達成目標（習得すべき内容） |
| １．地理とは何かと地図 | 地理とは何かを理解し、説明的できる。地図の発達と地理で利用するいろいろな地図に親しみ、特に地形図についてその特徴を理解し説明できる。 | |
| ２．地形 | 地球上の地形を大きく３分類して理解し、その特色を説明できる。その一つの新期造山帯に日本があり、熊本には小地形のいろいろな例が見られることを理解し、説明できる。 | |
| ３．気候 | 気候要素の地球上での違いとその理由を理解し説明できる。ケッペンの各気候区のうち日本は温暖湿潤気候であること、また日本の気候の特色について理解し説明できる。 | |
| ４．資源と産業 | 日本の農業・工業などの産業とエネルギー資源について、その現状と特色を説明できる。 | |
| ５．都市と生活文化 | イギリスの大ロンドン計画と日本の都市問題の関連性を理解し説明できる。世界の生活文化の関連性やその地域的特色について説明できる。 | |
| ６．世界の民族と国境 | 世界の国々は、国家群を形成し、ＥＵのような統合化が進み、国境を越えた交流が進む一方、国家の統制がゆるみ、民族問題・国境・領土問題が重大になりつつあることを理解し説明できる。 |
| 評価方法及び総合評価 | 授業項目１〜６から出題する定期筆記試験（８０％）と小テスト・地理作業・レポート等（２０％）で総合評価し、６０％以上の得点で合格とする。地理作業・レポート等の未提出は０点とする。 |
| 学習方法 | まず教科書等を読んで予習する。初めての地名は地図帳で位置を確かめる。授業中は教科書・地図帳・プリントをフルに活用しながら進めるので、ノート筆記を工夫して自分なりのノートを完成して欲しい。また適宜考えや意見を問うので、自分の考えや意見を述べる習慣をつけてほしい。試験前は教科書やノートやプリントを中心に復習に努めてほしい。試験範囲のキーワードを振り返ると良い。 |
| 学生へのメッセージ | まずラジオ・テレビ・新聞・書物等で地理や旅に関するものに親しんでほしい。また閑なときには地図帳を開けるクセをつけると良い。地理で学んだことを地図で理解すること。地理作業やレポート等の提出物は、ていねいに仕上げることが肝心である。 |
| 学修単位への対応 |
| 本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 | ||||