2013年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードI515
科目名情報ネットワーク特論T(Advanced Topics in Information NetworkT) 単位数1単位
対象学科情報工学科対象学年5年開講期間前期
科目区分専門基礎科目必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義規定授業時数30実時間数25
教員名(所属)
藤井 慶(人間情報システム工学科)教員室
3号棟2階
使用教科書
参考書
竹下隆史 他、マスタリングTCP/IP 入門編 オーム社
科目の位置付けと関連科目4年次「情報ネットワーク論II」の後継科目である。資格試験においては基本および応用情報処理技術者試験の出題範囲の一部に相当する。
科目の概要4年次「情報ネットワーク論II」で学んだ事を基本に、IPv6やIP電話などの近年の動向や、ネットワークやその関連システムの設計や開発に関わる知識について学ぶ。
授業方針座学が中心である。演習ではネットワーク関連英文書の和訳等を行う。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

IPv6
4
IPv6の特徴、アドレス体系について説明できる。
電話通信
4
IP電話や携帯電話の仕組みを説明できる。
情報セキュリティ
4
個人情報保護法、不正アクセス禁止法、迷惑メール防止法など、情報セキュリティ関係の各種法律について説明できる。
ネットワーク設計
4
M/M/1モデル、アベイラビリティを使った計算が出来る。
システム開発の工程
8
ネットワークシステム開発の手順を説明できる。アローダイアグラムを理解することが出来る。
TCP/IPの標準化
6
プロトコル標準化の流れを理解し、RFCを読むことが出来る。
評価方法及び総合評価定期試験50%、レポート50%を総合して評価する。期末において各四半期の評価の平均を求め、60%以上の得点率で合格とみなす。
学習方法 
学生へのメッセージ情報ネットワーク論I、および情報ネットワーク論IIの講義内容について十分に復習して受講することが望まれる。
学修単位への対応本科目では20時間相当のレポートを課します。
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
D-1