科目コード | I511 | ||||
科目名 | オペレーティングシステムU(Operation System U) | 単位数 | 1単位 | ||
対象学科 | 情報工学科 | 対象学年 | 5年 | 開講期間 | 前期 |
科目区分 | 専門基礎科目 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 |
授業形式 | 講義 | 規定授業時数 | 30 | 実時間数 | 25 |
教員名(所属) | 田辺 正実(人間情報システム工学科) | 教員室 | 3号棟2階 | ||
使用教科書 | 河野清尊「C言語によるUNIXシステムプログラミング入門」 オーム社 | ||||
参考書 | 古市栄治「オペレーティングシステム入門」 日本理工学出版 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 関連する科目としては、「オペレーティングシステムT」がある。 | ||||
科目の概要 | オペレーティングシステムIの続きでオペレーティングシステムの歴史,機能や役割について特定のオペレーティングシステムにとらわれずに講義する.実際のUNIX−BSDのシステム構造や実現策略を解説し、UNIXプログラミングについて演習しながら学ぶ。 | ||||
授業方針 | 前期中間試験まではオペレーティングシステムの原理について,コマンドやプロセスを実行したときのシェルの働き,カーネルの動き等を理解することを目的とする.あわせて情報処理の各種試験問題も解けるようになる.後半はUNIXのシステムプログラムを例に、コマンド、プロセス、ファイルシステムなどの働きについて演習を通して、オペレーティングシステムの設計と応用に対する理解を深める。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.簡単な計算機の動き オペレーティングシステムの歴史 | 1. オペレーティングシステムの存在意義や有用性が理解できる。 2. プロセスの概念を説明できる。 3. 割り込み制御、入出力制御、プロセス制御等、オペレーティングシステムの基本構造が説明できる。 4. 仮想記憶、メモリ管理の概念が説明できる。 | |
2.オペレーティングシステムに関する用語の解説 | 〃 | |
3.プロセスの制御 | 〃 | |
4.プロセスのスケジューリング | 〃 | |
5.割り込み制御 | 〃 | |
6.仮想記憶システム | 〃 | |
7.入出力とファイルの制御 | 〃 | |
8. UNIX BSDシステムの構成とカーネル階層 | 〃 | |
9.BSDのプロセス管理 | 〃 | |
10. BSDのプロセススケジューリング | 〃 | |
11.BSDのメモリ管理とVMSの実現 | 〃 | |
12. BSDのI/Oシステム | 〃 | |
13.BSDのローカルファイルシステム | 〃 |
評価方法及び総合評価 | 【評価方法】 定期試験等の筆記試験、小テスト、レポートで評価する。 【総合評価】 定期試験60%、演習レポート20%および小テスト20%で総合して評価する。 総合評価の60%以上を合格とする。 |
学習方法 | |
学生へのメッセージ | オペレーティングシステムIの続きでオペレーティングシステム更に深く学ぶことが出来る科目である。本科目に対する質問は随時またE-mailでも受け付ける. |
学修単位への対応 | 本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭での40分程度の自学学習が課せられます。 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |