科目コード | HI411 | ||||
科目名 | 情報工学実験II (Experiments in Information and Computer Science II) | 単位数 | 3単位 | ||
対象学科 | 人間情報システム工学科 | 対象学年 | 4年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修 | |
授業形式 | 実験 | 授業時間数 | 90 | 実時間数 | 75 |
教員名(所属) | 三好正純(人間情報システム工学科) 縄田俊則(人間情報システム工学科) 山本直樹(人間情報システム工学科) 藤井 慶(人間情報システム工学科) 創造実験は人間情報システム工学科全教員 | 教員室 | 6号棟3F 3号棟2F 3号棟3F 3号棟2F | ||
使用教科書 | プリント配布 | ||||
参考書 | ソフト実験:林晴比古「新訂 新C言語入門シニア編」ソフトバンクパブリッシング社 ハード実験:木村誠聡「ハードウェア記述言語によるディジタル回路設計の基礎」数理工学社 ヒューマン実験:各実験装置の取扱説明書のほか、鈴木浩明「快適さを測る」日本出版サービス、ヒューマンインターフェースやCG関係の図書 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | ソフト、ハード、ヒューマンいずれも、3年次までの専門科目や実験を基礎としており、より発展した実験を行う。また、後期は学生が主体となって取り組む創造実験となる。 | ||||
科目の概要 | ソフトウェア実験では、3年次に比べてより複雑なデータ構造やアルゴリズムとその応用を学び、ソフトウェア開発に必要な知識を習得する。ハードウェア実験では、計算機工学をベースに、VHDLによるハードウェア設計技術の基礎習得を目的とする。ヒューマン実験では、画像処理や生体反応検出による人間計測の基礎を習得する。 後半は創造実験として、学科全教員による個別テーマ実験を行う。 | ||||
授業方針 | 前期はソフト、ハード、ヒューマン実験いずれもパソコン室または実験室で演習を行う。後期は、各指導教員の指導のもとで創造実験を行う。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | 実験テーマの概要説明、諸注意 | |
ソフトウェア実験(1) (B-1) | 最急降下法を用いて探索空間内の最適解を推定する事が出来る。 | |
ソフトウェア実験(2) (B-1) | テンプレートマッチング法を用いて特定のパターンを検出することができる。 | |
ソフトウェア実験(3) (B-1) | 計算機上での音声の取り扱い方を理解し、その処理プログラムを実装できる。 | |
ハードウェア実験(1) (C-3) | VHDLの基本構文と、回路設計手順が理解できる。 | |
ハードウェア実験(2) (C-3) | VHDLを用いて、基本的な組み合わせ回路が設計できる。 | |
ヒューマン実験(1) (D-2) | モーションキャプチャの原理を理解し、人の動きを計測できる。 | |
ヒューマン実験(2) (D-2) | アニメ映像の原理を理解し、CGによるアニメ映像の再現ができる。 | |
ヒューマン実験(3) (D-2) | アイマークレコーダを用いた視線観測を実践し、視線計測の原理を理解する。 | |
ヒューマン実験(4) (D-2) | フリッカを用いた疲労・注意力測定を実践し、生体反応計測の基礎を理解する。 | |
創造実験 (D-3) | 一般科目や専門科目の履修を通してそれまでに習得している知識や考え方をもとに、指定されたテーマに対して問題解決の方法を学生自ら見つけ出すことができる |
評価方法及び総合評価 | ソフトウェア実験、ハードウェア実験、ヒューマン実験の評価は、レポートの提出点と内容点で行い、60点以上を合格とみなす。また、創造実験はプレゼンテーションとレポートの提出点と内容点で行い、60点以上を合格とみなす。最終的な評価は、ソフトウェア実験(20%)、ハードウェア実験(15%)、ヒューマン実験(15%)および創造実験(50%)を総合して評価し、60点以上で合格とする。ただし、いずれか1つの実験でも合格していない場合は、不合格とする。 |
学習方法 | ソフト、ハード、ヒューマンいずれも3年次までの専門科目や実験を基礎としており、より発展した実験を行う。また、後期は学生が主体となって取り組む創造実験となる。 |
学生へのメッセージ | 創造実験は、各教員の受け入れ定員があり、また、そのまま卒業研究へ移行する場合もあるので、テーマ選定においては熟慮が必要である。 |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |