科目コード | E514 | ||||
科目名 | 電気機器学T(Electric ApparatusT) | 単位数 | 1単位 | ||
対象学科 | 電子工学科 | 対象学年 | 5年 | 開講期間 | 前期 |
科目区分 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 | |
授業形式 | 講義 | 規定授業時数 | 30 | 実時間数 | 25 |
教員名(所属) | 趙 華安 | 教員室 | 1号棟1階(非常勤講師室) | ||
使用教科書 | 矢野昌雄・打田良平著「パワーエレクトロニクス」丸善 | ||||
参考書 | 宮入庄太著「最新電気機器学」丸善 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 電気機器は産業界及び日常生活に広く応用されている。関連する科目は電気磁気学、電気回路学、半導体工学、制御工学である。 | ||||
科目の概要 | まず電気機器学の概要について述べる。次に電気機器制御の分野で用いられる半導体素子を紹介し,それを用いた変換・制御回路について簡単な解析を行う。 | ||||
授業方針 | 1.電気機器制御の分野で用いられるパワー半導体素子の種類と特性を理解できる。 2.整流回路および電力の変換・制御回路の原理を理解し,簡単な解析ができる。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.ガイダンス | 到達目標、評価法などを理解する。 | |
2.電気機器緒論 | 電気機器で取り扱う分野の概要を理解し、説明できる | |
3.電気機器制御用半導体素子 | 電気機器で用いられる各種半導体の構造と特性を定性的に理解し、説明できる。 | |
4.整流回路 | 整流回路の特性を理解し、説明できる。 | |
5.DC-DCコンバータ | DC-DCコンバータを解析し、特性を理解し、説明できる。 |
評価方法及び総合評価 | 定期試験(60%)、平常テスト評価(20%)、演習レポート評価(20%)を総合して評価し、60点以上を目標達成したものとみなす。平常テストを受験しなかった場合は定期試験に準じて追テストを行い評価する。演習レポートの提出期限は課題提示と同時に示し、期限に遅れて提出されたレポートは遅延に応じて減点とする。 |
学習方法 | 関連科目である電気磁気学、電気回路学、半導体工学、制御工学の講義内容との関係に注目して受講することが望まれる。 |
学生へのメッセージ | 電気機器の中心内容は,パワーエレクトロニクス(Power Electronics)であ り,電力用半導体素子を用いた電力変換と制御を中心とした応用技術である. 電力の有効利用および省エネルギーに不可欠な知識 である.交流から直流に 変換する順変換(整流)、直流を交流に変換する逆変換(インバータ),周波 数変換などを迅速かつ効率的に行なう半導体 電力変換装置,また電動機制御 として,電源装置,電車の駆動・変電などは,電気鉄道,自動車,家庭用電化 製品などいろいろな電機機器に幅広く 使用されている. |
学修単位への対応 | ※ 本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |