科目コード | CI411 | ||||
科目名 | 制御工学実験II | 単位数 | 3単位 | ||
対象学科 | 制御情報システム工学科 | 対象学年 | 4 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 総合科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修 |
授業形式 | 実験 | 授業時間数 | 90 | 実時間数 | 75 |
教員名(所属) | 遠藤、永田、大塚、藤本、野尻、西村、加藤、卜 (制御情報システム工学科) | 教員室 | 5号棟4F、5F 6号棟4F | ||
使用教科書 | 制御情報システム工学科4年次実験指導書(プリントもしくはPDFとして配布) | ||||
参考書 | 制御情報システム工学科の授業で使用した教科書、その他適宜指導 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | |||||
科目の概要 | 制御情報システム工学の基礎となる制御工学、計算機工学、電子回路学、電気回路学などの基礎項目について実験を通して理解を深める。 | ||||
授業方針 | 1、制御情報システム工学に関連する実験を行い、以下の基礎知識:(1)基礎となる数学法則と物理原理;(2)エレクトロニクスの要素技術;(3)情報通信の要素技術;(4)計算機の内部動作;(5)アクチュエータ制御の基礎知識 を取得する。 2、期限内で実験報告書の作成・提出を通して、理論的な記述力、計画的に仕事を遂行する能力を養成する。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | 実験の概要および目標、実験の際の安全対策など注意事項の理解と確認を行う。 | |
トランジスタ基本増幅回路 | CR結合増幅回路の直流設計を行い、入出力信号の電圧利得を測定し理論値と比較検討する。 | |
マイコンの基礎 | ||
マイコン応用 | ||
プログラミング演習 | ||
PC実験の応用 | ボタンスイッチ、磁気センサなどの基本機器を用いてシーケンス制御回路をラダーダイアグラムで設計できる。設計した回路をPLCで動作を実現できる。 | |
制御系CAD:時間応答 | 制御系設計用CADでラプラス変換を用いた微分方程式の求解法と過渡特性解析法を理解する。 | |
制御系CAD:周波数応答 | 制御系設計用CADを用いて、システムの周波数応答を理化する。 | |
フィルタ回路 | 抵抗、コンデンサなどの基本回路素子を用いてフィルタ回路を構築し、信号処理回路の基礎を理解する。 | |
信号解析(Matlab応用) | 数値解析ソフトウェアMatlabを用いて、信号のノイズ除去などで信号解析の基本を理解する。 | |
創造実験(マイクロマウスロボットの製作と制御実験) | マイコンボードを用いた回路やモーター制御ドライバー回路、移動機構などを製作、さらに制御プログラム開発を行い、与えられた課題を解決することができる。 | |
レポート返却と指導 | レポート作成の指導、レポート採点結果のフィードバック | |
卒業研究発表会聴講 | 卒業研究の概要を知り、プレゼンテーション能力を向上させる。 |
評価方法及び総合評価 | 実験実施状況(50%)およびレポート評価(50%) を総合し、上記事項に対する理解度を評価する。評価は原則として以下の基準に従う。 ・全てのテーマの評価がそれぞれ60%以上の得点率で目標達成とみなす。 ・レポートの提出期限は各テーマの実験終了1 週間後とし、期限以降に提出されかつ期限から1 週間以内の場合にはレポート評価の上限を40%、それ以降の場合上限を30%として評価する。 ただし1ヶ月以内に提出されない場合は再実験を実施する。 |
学習方法 | 前期では、学生を班に分け各実験項目を実施する。後期はマイクロマウスロボットの製作と競技を行う。 |
学生へのメッセージ | 授業科目数と実験数および実験実施時間数の関係から、関連科目の授業実施よりも前に実験を実施することがある。しかし本学科の実験を行う意義は、「講義で学んだことを確認し知識を定着させる」、「それらを応用する」、「新しいことを自ら学ぶ」ためであることを理解すること。実験前の予習を十分行うこと。 |
学修単位への対応 | 該当なし |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |