2013年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードCI104
科目名制御情報システム概論 (Control and Information Systems Outline) 単位数2単位
対象学科制御情報システム工学科対象学年1年開講期間通年
科目区分専門基盤科目必修・選択必修履修/学修履修単位
授業形式講義・実習授業時間数60実時間数50
教員名(所属)
大塚(制御情報システム工学科)
加藤(制御情報システム工学科)
制御情報システム工学科教員
教員室
6号棟 4階
使用教科書
プリント他
参考書
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科目の位置付けと関連科目制御工学基礎、卒業研究
科目の概要制御情報システム工学科で行う授業および研究の概念の解説,およびそのための基礎技術の解説を学科教員ごとに行う。また、情報技術を活用するための基礎知識をITパスポート資格を念頭に授業を行う。競技ロボットについては、クラス内や学科対抗の競技を行う。次に、LEGO ブロック等の汎用ロボット製作キットを利用した制御ロボットをグループワークにより製作する。実施時期については、前後することがある。
授業方針各学科教員による解説を通して,制御情報システム工学科および制御情報システム技術者としての専門学習の導入とする。また、ロボット製作を通して、独創性および創意工夫の重要性や、ハードウェアとソフトウェアとのバランスの重要性を認識した制御の概念を習得する。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
2
この授業で習得を目指す内容や評価方法,授業に際しての心構えなどを理解する.
研究紹介
14
制御情報システム工学科で実施する授業の概要および教員の関連研究の概要、およびそのための基礎技術を理解し説明できる。
情報技術を活用するための基礎知識
14
情報技術に携わる業務担当者が身に着けておくべき情報技術,システム構成,セキュリティ,データベース,アルゴリズムなどの基礎的な概念を理解し,説明できる.
スカベンジャーロボットの製作
12
競技条件と製作材料の制限の中で、ロボットを作成し、作成を通して創意工夫や創造性の重要性を理解し、説明できる。
プログラム式ライントレースロボットの製作
18
ハードウェア制御式のライントレースロボットと、プログラム制御式のライントレースロボット双方を製作・実行し、制御原理の相違や拡張性を理解し、説明できる。
評価方法及び総合評価前期の技術解説については、レポートまたは小テストにより評価する。後期の実習については、課題ごとのレポート・競技成績および試験により評価する。前期のレポートおよび小テストは100点、後期はレポート50点、製作・競技50点、計100点、総合評価は、前後期を平均し60点以上を合格とする。
学習方法前半は、講義内容の事後の調査、および与えられた課題に対する十分な調査を心掛ける。後半は、理論や製作内容・手順を十分理解した上で実際の製作を行なうこと。製作においては、怪我等に十分配慮して行なうこと。
学生へのメッセージ分からない単語や内容については、まず、自分で調べてみよう。
特に後半では、ものづくりの楽しさを実感しよう。
資格試験などに挑戦し,自分の定めたキャリアプランを実現していこう.
学修単位への対応該当なし
本校教育目標との対応
(3),(5),(6)
JABEE学習教育目標との対応
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