科目コード | C503 | ||||
科目名 | 電子制御工学実験(Experiments in Electronic Control Engineering) | 単位数 | 3単位 | ||
対象学科 | 電子制御工学科 | 対象学年 | 5年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 総合科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修 |
授業形式 | 演習 | 規定授業時数 | 90 | 実時間数 | 75 |
教員名(所属) | 電子制御工学科教員 | 教員室 | 各教員室 | ||
使用教科書 | 電子制御工学科5年実験実習指導書(プリントもしくはPDFファイルとして配布) | ||||
参考書 | 電子制御工学科の授業にて使用した教科書 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | |||||
科目の概要 | 電子制御工学科において4年次までに開講される様々な科目(計算機工学関連,プログラミング関連,制御関連,電気関連)を利用し,マイクロコンピュータH8による制御実験,制御理論に基づく制御系設計シミュレーション,ディジタル回路,リレー回路を利用した作成した回路のプログラマブルコントローラによる制御実験を行う.さらに以上の実験で学んだ要素技術を統合し総合制御実験を行う. | ||||
授業方針 | 1.4年次までに学習した内容を応用し,様々な対象を制御できる. 2.制御理論に基づき制御系を設計できる. 3.実験内容,結果,考察などを期限内にレポートとして適切にまとめることができる. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | 実験の概要および目標,実験の際の安全対策を理解する. | |
ステッピングモータ制御(B-1) | H8の周辺インターフェースを利用し,ステッピングモータを制御するドライバ回路を製作し,モータ駆動プログラムをC言語で作成し様々なモータ回転動作を実現できる. | |
恒温槽の温度制御(D-3) | D/Aコンバータ,半導体温度センサなどで構成した回路をH8で制御するプログラムをアセンブリ言語で作成し,恒温槽の温度を一定に制御することができる. | |
シーケンス制御(B-1) | ボタンスイッチ,磁気センサなどの基本機器を用いたシーケンス制御回路をラダーダイアグラムで設計できる. 設計した回路をプログラマブルコントローラのニーモニックにコーディングし, 目的とするシーケンス動作を実現できる. | |
制御系CAD(D-3) | 制御系設計のためのプログラム言語を使用して,ボード線図を用いた安定性判別,古典制御理論に基づいた制御系設計を行える. | |
総合制御実験 (D-3) | H8搭載ボードやPICマイコンを用いた回路やモータ制御ドライバ回路、移動機構などを製作,さらに制御プログラム開発を行い,与えられた問題を解決することができる. |
評価方法及び総合評価 | 【評価方法】 実験実施状況(50%),レポート(50%)で評価する. 【総合評価】 実験実施状況(50%),レポート評価(50%)を総合し,上記事項に対する理解度を評価する.評価は原則として以下の基準に従う.全ての実験テーマの評価がそれぞれ60%以上の得点率で目標達成とみなす.レポートの提出期限は各テーマの実験終了1週間後とし,期限以降に提出され,かつ期限から1週間以内の場合レポート評価の上限を40%,それ以降の場合,上限を30%として評価する.ただし1ヶ月以内に提出されない場合は再実験を実施する. |
学習方法 | 前半のテーマ実験では,学生を4班に分け,4つのテーマを1テーマ2週間で実施する.後半の総合制御実験では,卒研室単位で実験を行い最終日に発表会を実施する. |
学生へのメッセージ | |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |