科目コード | T509 | ||||
科目名 | 交換ネットワーク工学(Switching and Network) | 単位数 | 1単位 | ||
対象学科 | 全学科 | 対象学年 | 5年 | 開講期間 | 後期 |
科目区分 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 | |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 30 | 実時間数 | 25 |
教員名(所属) | 山本 直樹(情報通信工学科) | 教員室 | 3号棟3階 | ||
使用教科書 | 宮保,田窪,武川 「ネットワーク技術の基礎」 森北出版 | ||||
参考書 | |||||
科目の位置付けと関連科目 | |||||
科目の概要 | 本講義では,コンピュータネットワーク技術について説明する.内容として,インターネットにおけるルーチング技術,ネットワークの設計に用い得る理論などについて解説する. | ||||
授業方針 | (1) インターネットにおける代表的なルーチング制御技術を説明できる. (2) コンピュータネットワークのための待ち行列理論を理解し,基本的なモデルについてトラフィック関連諸量の計算ができる. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | ||
ルーチング制御技術 | (1) インターネットのアドレス体系について理解し説明できる. ・IPアドレスの体系 ・サブネットマスクとネットワークの分割 ・CIDRとその特長 (2) インターネットにおける代表的なルーチング制御技術を説明できる. ・ドメイン内ルーチング(RIP,OSPF)の処理と特長 ・ドメイン間ルーチング(BGP4)の処理と特長 | |
通信ネットワーク設計のための待ち行列理論 | (1) 待ち行列理論の基礎を理解し,基本的なモデルについて計算できる. ・トラフィック量及び呼量の計算の基礎 ・待ち行列モデル ・確率過程の基礎 ・即時式及び待時式モデルの計算法 (2) 分割平均法について理解でき,シミュレーションから得られた統計量について,平均値の区間推定が出来る. |
評価方法及び総合評価 | 定期試験(70%),レポート及び小テスト(30%)を総合して評価し,60%以上の得点で合格とする.欠席等により,レポート,小テストを提出しないものは0点とする. |
学習方法 | |
学生へのメッセージ | 本科目を受講する学生は,通信5年前期に開講される「通信プロトコル工学」と密接に関連しているため,その科目受講しておくことが望ましい.授業後半の待ち行列理論は確率論を利用するため,通信5年開講の「応用数学」と密接に関連する.また,トラフィックシミュレーションについては,通信5年で開講する「情報通信工学実験」の中で実施予定である. |
学修単位への対応 | 本科目は50分の授業に対して,放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます. |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |