科目コード | T507 | ||||
科目名 | 卒業研究(Graduation Research) | 単位数 | 7単位 | ||
対象学科 | 情報通信工学科5年 | 対象学年 | 5年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修 | |
授業形式 | 授業時間数 | 210 | 実時間数 | 175 | |
教員名(所属) | 情報通信工学科 全教員 | 教員室 | - | ||
使用教科書 | 各自使用 | ||||
参考書 | 各自使用 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | |||||
科目の概要 | 卒業研究は、これまでに修得した工学的知識、経験、調査能力に基づき、未知なる課題に対して、いくつかの制約条件の下で学生自らが研究計画を立案し、文献調査、実験、調査などを通して問題を解決する研究活動である。指導教員の助言を受けながら、議論や調査、研究の過程を通して問題解決能力を養うとともに、成果を第三者に発表する過程でプレゼンテーション能力を身に付ける。最後に、研究成果を概要集と卒業研究報告書にまとめることにより、文書作成能力を身に付ける。 | ||||
授業方針 | (1) 学習した知識に基づき現象を的確に解析できる。 (2) 文章表現力および発表の基礎力を十分にもつことができる。 (3) 問題解決のために情報を収集・検討し基本的な提案ができる。 (4) 独創性・創造性の基礎的素地を形成できる。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.ガイダンス | 卒業研究の進め方、評価方法を把握する。配属研究室を選定する。 | |
2.卒業研究課題の選択 3.研究の背景・目的を的確に理解 4.研究方法、実験方法、システム設計の検討 5.実験装置またはシステムの設計試作 6.実験または計算結果の整理、グラフ化、評価 7.中間発表の準備 | 提示された研究課題を主体的に選択できる。 問題解決のために情報を収集・検討し基本的な提案ができる。 文献調査や資料収集に対して自主的、積極的に臨むことができる。 文献調査、研究計画および研究結果の予測を立てながら、ハードウェア開発、ソフトウェア開発を行うことができる。 得られた実験データや計算結果を整理し、グラフ化して、成果を中間結果として文書にまとめることができる。 | |
8.中間発表会 | 卒研の中間経過をまとめ、プロジェクタを用いて、口頭発表することができる。 | |
9.実験装置システムの改良または応用 10.研究データ収集、整理、グラフ化、評価 11.卒業究報告書作成 12.卒研発表の準備 | 実験装置やシステムを改良または応用して、研究開発を行うことができる。 得られた各種の実験データや計算結果を整理し、グラフ化して、卒業究報告書として文書にまとめることができる。 | |
13.卒業研究発表会 | 卒研の研究成果をまとめ、プロジェクタを用いて、口頭発表することができる。 | |
14.卒業究報告書作成 15.卒業究報告書提出 | 卒業究報告書の文章の推敲を行い、期限内に提出できる。 |
評価方法及び総合評価 | 授業項目 2〜13…予稿、ならびにプレゼンテーションの審査を教員全員で実施する。 授業項目14〜15…卒業研究論文(80点)は各指導教員が1年間の研究取り組みや卒業究報告書で評価する。 プレゼンテーション(中間10点、学年末10点)および卒業研究論文(80点)を総合して評価し、60%以上の得点率で目標達成とみなす。プレゼンテーションの審査は全員で行い、論文は各指導教員が評価する。プレゼンテーションの評価が60%に満たない場合は、期限を定めて再発表行い、改めて審査する。未提出や期限に遅れて提出された各評価点は0点とする。 |
学習方法 | |
学生へのメッセージ | 今までに得た知識・調査能力・実験意欲すべてが試される科目である。科学論文の書き方などたくさんの書籍が出ているので参考にするとよい。また、知的生産学の講義も有力な支援課目である。就職・進学に際して卒研テーマと内容は質問されることが多いので、4月の段階で、的確に説明できるようになっていること。 |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |