科目コード | T504 | ||||
科目名 | コミュニケーション装置工学(Communication Device Engineering) | 単位数 | 1単位 | ||
対象学科 | 情報通信工学科 | 対象学年 | 5 | 開講期間 | 前期 |
科目区分 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 履修 | |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 30 | 実時間数 | 25 |
教員名(所属) | 西山 英治(情報通信工学科) | 教員室 | 1号棟3階 | ||
使用教科書 | 横山・吉川「1・2陸技受験教室2 無線工学A」東京電機大学出版局 | ||||
参考書 | 一之瀬 優「1陸技 無線工学A 無線機器 完全マスター」電気通信振興会 電気通信振興会「無線従事者国家試験問題集 第1級陸上無線技術士」 電気通信工事担任者の会「DD1,2種予想問題」リックテレコム | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 本科目は,第1級陸上無線技術士取得のために開講する。 | ||||
科目の概要 | 4年間で学習してきた知識を総合して,通信機器,システムについて学習する.通信システムはでは様々な機器が使用される.通信システムでは,無線システムと有線システムがあるが,無線では,マイクロ波,移動体通信,衛星通信,テレビジョンなどがあり,有線では,従来型アナログ電話,xDSL,CATV,FTTH装置などがある.本講義では,これらのシステムを構成する技術や使用される回路および有線通信網の工事の概要について解説する. | ||||
授業方針 | 現在用いられている様々な通信システムについて, 1. システムを構成する基本的な原理・技術を理解し説明できる. 2. 通信機器に使用される回路の動作原理を説明できる. 3. 通信機器の測定に使用される機器の原理および使用法について理解し説明できる. 4. 有線通信システムの概要を説明できる. ことを目標とする. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | 本授業の概要・評価方法についての説明 | |
多重化通信 | 多重化方式であるFDM,TDM,CDMや,それらの中継方式の原理を理解し説明できる. | |
衛星通信 | 衛星を用いた通信方式は1波でわが国を網羅できるという特徴をもっている.本節の目標は,衛星通信の特徴,周波数,ネットワーク,多元接続,トランスポンダの仕組みを理解し説明できることである. | |
放送用送受信機 | FMステレオ放送,ディジタル地上波テレビ、衛星放送の仕組みを理解し説明できる. | |
航行支援システム | GPSなどの測位システム,レーダー,航空支援システム,GMDSSの仕組みを理解し説明できる. | |
高周波測定 | 高周波信号源,周波数カウンタ,スペクトルアナライザ,ネットワークアナライザなど高周波機器の構成.また,これらを用いた送信機,受信機,データ伝送品質など測定法を理解し説明できる. | |
xDSL装置, CATV装置 | メタル回線を用いたxDSL装置の原理・構造およびCATVの回線設備について理解し説明できる. |
評価方法及び総合評価 | 定期試験の結果60%以上の得点率で目標達成とみなす. |
学習方法 | |
学生へのメッセージ | |
学修単位への対応 | 本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |