科目コード | T415 | ||||
科目名 | 応用プログラムU(Application ProgramU) | 単位数 | 1単位 | ||
対象学科 | 全学科 | 対象学年 | 4年 | 開講期間 | 後期 |
科目区分 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 | |
授業形式 | 演習 | 授業時間数 | 30 | 実時間数 | 25 |
教員名(所属) | 永田 和生(情報通信工学科) | 教員室 | 1号棟3階 | ||
使用教科書 | 山本富士男 「理工系のJavaプログラミングテキスト」 技術評論社 その他、自作プリント | ||||
参考書 | 「スタートアップJava」 技術評論社 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 関連科目:応用プログラム1、ヒューマンメディア工学 | ||||
科目の概要 | マルチプラットホームで動作可能なJava言語を用いたオブジェクト指向のプログラミング技術を解説する。手続き型プログラミングと比較しながらオブジェクト指向のプログラミングの基本的概念を学習し、オブジェクト指向による簡単なプログラミングの基礎を理解する。さらに、Web上で利用されるマルチメディアオーサリングの基本操作とコンテンツ作成法を習得し、実践的なマルチメディアコンテンツを作成できるようになる。 | ||||
授業方針 | 1. オブジェクト指向プログラミングの基本概念を理解し。クラス設計ができる。 2. 代表的なオブジェクト指向プログラミングであるJavaによる基礎的なGUIの設計ができる。 3. 簡単なマルチメディアコンテンツがオーサリングソフトを用いて構築でき、インタラクティブなマルチメディアプログラミングの基本設計ができる。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.ガイダンス | 本授業の概要、進め方、評価方法を把握する。 | |
2.オブジェクト指向プログラミングとは | オブジェクト指向型の基本的考え方と特徴を説明できる | |
3.Javaプログラムの基本構成 | Javaプログラムの基本的な構成であるについて説明でき、簡単なプログラミングができる。 | |
4.オブジェクト指向の仕組み | オブジェクトの生成とメソッドの呼び出し方法を理解し、クラスを用いた基礎的なプログラミングができる。 | |
5.GUIによるプログラミングの応用 | コンストラクタ、Swingクラスを用いたGUIクラスの構築ができ、イベントリスナーを用いた簡単なGUIプログラムを作成できる。 | |
6.Javaアプレット | Webブラウザ上で動作するJavaアプレットの仕組みを理解し、簡単なアプレットを作成できる | |
7.ネットワークプログラミング | TCP/IPでのソケット通信機能について理解し、通信機能を持ったプログラムを作成できる | |
8.オーサリングツールによるWebコンテンツの設計 | 与えられたテーマによる起承転結の絵コンテのストーリー設計ができ、マルチメディア(画像、テキスト、音声)ファイルを統合的にまとめるオーサリングソフトを利用し、Webコンテンツの作成ができる。 |
評価方法及び総合評価 | 演習課題に対する取り組みとレポートによって評価する。 評価の比率はおよそ演習課題70%、レポート30%で総合し、それぞれ60%以上の得点率で目標達成とみなす。なお、演習課題およびレポートの提出遅れは減点する。演習課題が提出されなかった場合は演習課題の評価を0点とする。自学学習の履行は、当該課題におけるプログラムおよびレポートを以て実行評価とみなす。 |
学習方法 | 講義中に毎回演習課題を提示する。これを指定の期限までに完成させ、レポートを作成し提出する。この繰り返しで達成目標を習得していく。 |
学生へのメッセージ | 授業および演習は「TEコンピュータ演習室」で実施する。履修者は、C言語などの手続き型言語の基礎を習得していることが望ましい。授業に対する質問などは、授業中だけでなくメールやSNSでも随時受け付ける。 |
学修単位への対応 | 本科目は50分の授業に対して,放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |