2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードT414
科目名応用プログラムT(Application ProgramT) 単位数1単位
対象学科情報通信工学科対象学年4年開講期間前期
科目区分 必修・選択選択履修/学修学修単位
授業形式演習授業時間数30実時間数25
教員名(所属)
永田 和生(情報通信工学科)教員室
1号棟3階
使用教科書
独自に作成したオンラインコンテンツまたはプリントを使用
参考書
藤田郁、三島俊司、“CGI&Perlポケットリファレンス”、技術評論社

大垣靖男、“PHPポケットリファレンス”、技術評論社

科目の位置付けと関連科目関連科目:応用プログラム2、ヒューマンメディア工学、通信プロトコル工学
科目の概要実用アプリケーションの開発スキルを習得することを念頭に置いて、スクリプト系言語であるPerlとウェブアプリケーション開発言語であるPHPに関する基礎事項について講義し、実際的な問題に対する分析とプログラム開発の方法について実例を挙げて説明するとともに、実用アプリケーション開発の演習を行う。
授業方針1.Perlによるプログラミングで所望の処理を実現することができる。
2.HTTP、CGIの仕組みを説明でき、実際にアプリケーションを開発し、運用できる。
3.PHPによるプログラミングで簡単なアプリケーションを開発し、運用できる。
4.PHPによるウェブアプリケーションを開発し、運用することができる。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1.ガイダンス
1
本授業の概要、進め方、評価方法を把握する。
2.Perlプログラミング
7
Perlを用いて基本的なプログラムを作成できる。正規表現などによる文字列処理ができる。
3.HTTP、CGIの仕組み
6
Hyper Text Transfer Protocolにおけるクライアントとサーバの関係を説明できる。PerlによるCommon Gateway Interfaceプログラムを作成できる。
4.PHPプログラミング
7
PerlとPHPの相違点を説明できる。簡単なPHPアプリケーションを作成できる。
5.プログラム開発実践
9
ウェブアプリケーションのプロトタイプを発展させて所望の機能追加や拡張ができる。
評価方法及び総合評価演習課題に対する取り組みとレポートによって評価する。
評価の比率はおよそ演習課題70%、レポート30%で総合し、それぞれ60%以上の得点率で目標達成とみなす。なお、演習課題およびレポートの提出遅れは減点する。演習課題が提出されなかった場合は演習課題の評価を0点とする。自学学習の履行は、当該課題におけるプログラムおよびレポートを以て実行評価とみなす。
学習方法講義中に毎回演習課題を提示する。これを指定の期限までに完成させ、レポートを作成し提出する。この繰り返しで達成目標を習得していく。
学生へのメッセージ授業および演習は「TEコンピュータ演習室」で実施する。履修者は、C言語などの手続き型言語の基礎を習得していることが望ましい。授業に対する質問などは、授業中だけでなくメールやSNSでも随時受け付ける。
学修単位への対応本科目は50分の授業に対して,放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
B-1(○)