2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードT412
科目名電気通信法規(Telecommunication Laws) 単位数1単位
対象学科情報通信工学科対象学年4開講期間後期
科目区分 必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義授業時間数60実時間数50
教員名(所属)
西山 英治(情報通信エレクトロニクス工学科)教員室
1号棟3階
使用教科書
吉川 忠久 電波法規 1・2陸技受験教室 4 第2版 (4)  東京電機大学出版局
参考書
電気通信振興会「教育用電波法令集」電気通信振興会
科目の位置付けと関連科目この科目は、第1級陸上特殊無線技士資格認定を受けることを希望する学生に対する必修科目である。また、第1,2級陸上無線技術士を受験しようとする学生も履修することが望ましい。
科目の概要無線従事者のための電波法・放送法およびそれに基づく政令・省令・規則について理解できる.
授業方針無線従事者資格「第1,2級陸上無線技術士,第1級陸上特殊無線技士」を受験する学生のために共に「法規」の科目について理解できる.

無線従事者資格「第1級陸上特殊無線技士」の長期養成レベル以上のものとして法規の科目を理解できる.

ゆえに情報通信工学科の学生第1級陸上特殊無線技術士の資格を卒業認定で取得しようとするものはこの科目を取得しなければならない。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
2
本授業の概要・評価方法についての説明

法を学ぶ上で必要な事項・条文について説明できる.

電波法および用語
5
法の目的,理念,条約などの総論および法の内容について説明できる.
無線局の免許
8
無線局の開設の手続き,指定事項,予備免許,承継,廃止等について説明できる.



無線設備令
5
電波の質,受信設備から副次的に発する電波の強度,人体または物件の保護などの技術基準について説明できる.
無線従事者
5
無線従事者の種類,操作範囲,主任無線従事者の選定などについて説明できる.
無線局の運用
4
目的外使用の禁止,混信の防止,秘密の保護など運用に関する事柄を説明できる.
監督
3
総務大臣が、無線局に対して行う監督権限について説明できる.
電気通信事業法
4
有線・無線を利用した電気通信事業者が順守すべき電気通信事業法について解説する。
評価方法及び総合評価定期試験2回とも60%以上の得点率で目標達成とみなす.
学習方法 
学生へのメッセージ  
学修単位への対応本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
F-4