科目コード | T411B | ||||
科目名 | 情報通信工学実験 | 単位数 | 3単位 | ||
対象学科 | 情報通信工学科 | 対象学年 | 4年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修 | |
授業形式 | 実験 | 授業時間数 | 90 | 実時間数 | 75 |
教員名(所属) | 西山英治 永田和生 新谷洋人 森下功啓 (情報通信工学科) | 教員室 | 1号棟3階 | ||
使用教科書 | 各指導教員から配布または提示される資料 | ||||
参考書 | 同上 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 一般科目や専門科目の履修を通して習得した知識や考え方を元に,指定されたテーマに対して問題解決の方法を学生自ら見つけ出すことにより,下記授業方針に示すデザイン能力の養成を目標とする科目である. | ||||
科目の概要 | 創造実験は,マニュアル(指導テキスト)が無く,テーマの選定から問題解決そして報告書作成まで を学生が主体となって取組む実験項目である.実験テーマは予め教員から提示されるので,その内容及 び達成目標を理解した上で,自らの興味や目標に沿うテーマを選定すること. | ||||
授業方針 | (1) 構想力:実験テーマを全体的に把握し,実験の目的(意義)や原理そして方法など問題を構成する各要素を考え,それらを組立てることができる. (2) 問題設定力:(1)の各要素に対して,解決すべき問題点や課題を具体的に設定することができる. (3) 種々の学問,技術の総合応用力:(2)で設定された問題に対して,これまでに学習している知識や考え方を統合あるいは応用して解決できる. (4)構想したものを図,文章,式,プログラム等で表現する能力:(1)の要素構成及び(2)の問題点や解決手順を,工学的な手法により具体的に表現することができる. (5) コミュニケーション能力:創造実験を実施する過程において,指導教員(及び共同実験者)との意見交換を通して,より良き問題解決の方法を探求できる.また,問題解決の方法を始めとする創造実験の成果を口頭及び報告書により発表できる. (6)継続的に計画し,実施する能力:実験の内容や方法を検討した上で実験計画を策定し,その計画にしたがって進捗状況を見極めながら実験を進め,最終的に問題を解決できる. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.ガイダンスおよびテーマ設定 | ||
2.創造実験 | 創造実験における達成目標は,前記の「授業方針」に示されており,また各実験テーマにおいて修得すべき具体的内容は各指導教員により配布される評価シートに記述されている. |
評価方法及び総合評価 | 各指導教員が実験テーマ毎に修得すべき内容と配点を定め,これを評価シートに記述して学生に提示する.この評価項目の達成度に応じて指導教員が100 満点で評価する. 創造実験は情報通信工学実験の一項目であり,創造実験の成績は,情報通信工学実験の総合評価に含まれる.ただし,創造実験だけの評価において60%以上の得点率で目標達成とみなす. |
学習方法 | 実験は7週程度(21時間)が予定されており,指導教員との十分な討議を踏まえて実験の実施方法や計画を自ら策定し,その方針にしたがって実験を進めていく.なお,進捗状況を指導教員(及び共同実験者)に適時報告して, 結果及び実験方法の検討や確認を行い,実験内容の充実や発展を図る. |
学生へのメッセージ | 創造実験では各教員の受入定員があり,そのまま卒業研究へ移行する場合もあるので,テーマの選択においては熟慮が必要である. |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |