科目コード | LK305HI | ||||
科目名 | 物理 II (Physics II) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 人間情報システム工学科 | 対象学年 | 3年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修単位 |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 60 | 実時間数 | 50 |
教員名(所属) | 東田 洋次(共通教育科) | 教員室 | 1号棟2階 | ||
使用教科書 | 財木頼行,工藤友裕著「高専の力学I」(プリント) 和達三樹、小暮陽三 著 「高専の物理」 森北出版 | ||||
参考書 | 「セミナー物理I+II」第一学習社, 「フォトサイエンス物理図録」数研出版 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 2年物理I,各科の応用物理 | ||||
科目の概要 | 物理的な事物・事象についての観察を行い,物理的に探求する能力と態度を育てると共に基本的な概念や原理・法則を理解させ,科学的な自然観を育てる. | ||||
授業方針 | 動力学の学習は,主にプリントを中心に,波動や熱学の学習は,主に教科書を中心に授業を進める. 適宜,達成度を確認するための小テストや実験を行う. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
円運動、単振動 | 等速円運動と単振動を学び,速度,角速度,周期について計算できる. | |
万有引力の法則 | ケプラーの法則を理解し,万有引力の法則との関連を計算できる.万有引力の法則を用いて関連問題を計算できる. | |
慣性力 | 慣性力、慣性系と加速系、遠心力重力加速度の変化の原因等について理解し、説明できる. | |
運動量と衝突 | 運動量と力積、運動量保存の法則、はねかえり係数等についての演習問題を解くことができる. | |
直線上を伝わる波 | 波の要素,横波,縦波,干渉と重ね合わせの原理,反射と定常波について理解し、問題を解くことができる. | |
平面や空間を伝わる波 | ホイヘンスの原理,波の干渉,回折,反射,屈折,全反射について理解し,数値的に解析できる. | |
音波 | 音の三要素,音波の反射屈折,回折,干渉,うなり,共振と共鳴,ドップラー効果について理解し数値的に解析できる. | |
光波 | 光とは何か,光の反射と屈折,回折と干渉,偏光,分散とスペクトルについて理解し解析できる. | |
光学機器 | 平面鏡やレンズを通る光について学び,望遠鏡の原理等について理解し計算できる. | |
温度と熱 | 熱と温度の関係等について理解し,計算できる. | |
熱量 | 比熱,熱容量について理解し,計算できる. | |
気体の分子運動 | 理想気体の状態方程式等について理解し,分子運動について計算できる. |
評価方法及び総合評価 | 定期試験および県下一斉テスト,課題,小テストを元に総合的に評価し,60%以上の得点率で目標達成とみなす. |
学習方法 | 授業内容の復習を必ず行い,演習問題を自学学習で解き実力をつける必要がある. また,必ずノートに図を書き,力の作図,未知数の導入,関係式の作成など手順を省略せずに取り組む必要がある. |
学生へのメッセージ | 2年生の物理(3単位)の継続科目であると共に,応用物理学の基礎となる科目であるので,暗記するのではなく,原理・法則を十分理解できるように思考することや探求する姿勢が大切である. |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |