2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードLK301CI
科目名国語V(Japanese V) 単位数2単位
対象学科制御情報システム工学科対象学年3年開講期間通年
科目区分基礎科目必修・選択必修履修/学修履修単位
授業形式講義授業時間数60実時間数50
教員名(所属)
古江研也(共通教育科)教員室
1号棟2F
使用教科書
「現代文」 数研出版  坪内稔典他編著
参考書
『漢字検定プラス』桐原書店  高専のための30冊(図書館)
科目の位置付けと関連科目共通教育科と専門学科の科目の基礎となる 
科目の概要近代以降の優れた文章や作品を読解し、鑑賞する能力を高めるとともに、認識力・考察力を鍛え、感受性を豊かにする。また、月2回程度演習を行い、自らを表現する力を身につけるとともに、その基礎となる語彙力を豊かにし、様々な言葉の使い方を習得する。。
授業方針論理的な文章では、論理の展開や要旨を的確にとらえ、論理的構成力のある表現ができる。
文学的な文章では、人物・情景・心情を的確にとらえ、それを説明することができる。
様々な課題や演習を通して、人間・社会・自然について自分の考えを深めたり、発展させ、それを的確に表現できる。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1 ガイダンス
2
前期と後期の授業概要と評価の方法を理解しておく
2 小説
遠藤周作「嘘」
日野啓三「星の流れが聞こえるとき」
森鷗外「舞姫」他

30
作品に描かれた情景や登場人物の性格、心理を表現に即して読みとることができ、それを説明できる。
3 評論
坂口安吾「文学のふるさと」
中村良夫「風景を創る」
小浜逸郎「人はなぜ働かなくてはならないのか」 他
12
叙述の展開によって要点を把握し、様々な視点から考察を加え、自分の考えを表現できる。
4演習
語彙力・読解力の習得
課題作文とスピーチによる表現力の養成
コミュニケーション力の習得
16
課題を理解し、決められた時間や字数で自分の考えをまとめて、的確に表現できる。
また、言葉の様々な使い方を理解し、的確に使える。
評価方法及び総合評価定期考査80%、語彙力試験・作文・演習20%を総合し、文章の読解力と的確な表現ができるかを評価する。総合評価の60%以上を合格とする。必要に応じて再評価を行う。作文・課題を提出しなかった場合は0点とする。公欠・出席停止については、考慮する。
学習方法授業に集中し、正確にポイントを押さえてノートをする。文章の構成を把握する力を養い、キーワード・キーセンテンスを見つける。文書に書かれてある主旨を理解し、それに対する自分の考えを持つ態度を養う。 
学生へのメッセージ日頃から活字に接する時間を確保し、目を慣らしておきましょう。また、新聞のコラム欄で要旨をつかむ力を、日記をつけて書く力をこつこつと磨きましょう。 
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
 1.5
JABEE学習教育目標との対応
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