科目コード | LK204 | ||||
科目名 | 世界史 (World History) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 全学科 | 対象学年 | 2年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修単位 |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 60 | 実時間数 | 50 |
教員名(所属) | 伊藤利明 (共通教育科) | 教員室 | 1号棟 2F | ||
使用教科書 | 「世界史B」 尾形 勇 ほか12名著 | ||||
参考書 | 「地歴高等地図」 帝国書院編集部編 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 国際社会で主体的に生きる民主的・平和的なエンジニアを養成するための科目であり、地理・政経・倫理A・日本史と合わせて、4年時の法学・経済学・哲学・社会学の基礎科目となる。 | ||||
科目の概要 | 3年次での日本史との関連で、古代から19世紀までの世界史の基礎的知識の習得を主眼におく。前期には西洋史を、後期には東洋史を学習し、社会体制の変遷や東洋と西洋の歴史の発展の共通点・相違点について学ぶ。 | ||||
授業方針 | 授業は、中学校で習った基礎知識をもとに、配布するプリントに沿って進めていく。学生は、授業を聞きながら、プリントの空欄箇所を穴埋めし、必要に応じてメモをとっていく。この授業の目的は以下の点である。 1.世界史に関する興味・関心を高める。 2.他国や諸地域の歴史的事象について造詣を深め、歴史的思考力を養う。 3.国際社会で主体的に生きる民主的・平和的なエンジニアとしての教養を身につける。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.先史の世界 | 人類の進化と文明の出現の過程を理解し、説明できる。 | |
2.オリエントと地中海世界 | オリエントと東地中海の古代文明の特色と相違、それらが融合したヘレニズム文化、共和政・帝政ローマの発展と没落の過程を理解し、説明できる。 | |
3.ヨーロッパ世界の形成と発展 | 東西ヨーロッパの形成,西ヨーロッパの封建社会の特質と封建社会解体の要因を理解し、説明できる。 | |
4.市民社会の成立 | アメリカの独立とフランス革命を通じて、旧社会の矛盾と近代市民社会成立の意義を理解し、説明できる。 | |
5.中国の古代文明 | 中華文明の成立と、殷周時代から秦漢時代にかけて、政治的原理や政治体制が変化していった過程を理解し、説明できる。 | |
6.東アジア世界の形成と発展 | 三国時代以後の分裂時代を統一した隋唐時代の律令国家体制の仕組みや、その後の北方騎馬民族と南方漢民族の交渉について理解し、説明できる。 | |
7.アジア諸国の繁栄とヨーロッパ諸国のアジア進出 | 明から清までの中華文明と周辺諸国の変遷、及びヨーロッパ諸国のアジア進出の過程を理解し、説明できる。 |
評価方法及び総合評価 | 各期の評価は、各定期試験の成績を積算し、平均して評価する。同様に、総合評価は、各定期試験の成績を積算し、平均して評価する。総合評価で60%以上を得点すれば目標達成とみなす。各定期試験(追試験を含む)を受験しなかった場合の当該試験の評価は、0点とする。 |
学習方法 | 授業で配布するプリントの穴埋め部分は重要事項であるので、繰り返し書いて暗記すること。授業の流れが分からない人は、教科書を読むこと。余裕のある人は、試験前に過去問、Web問題を解いておくこと。 |
学生へのメッセージ | この科目を通じて、21世紀の世界の創造に主体的に関わっていくエンジニアに相応しい、人生観・世界観を形成してほしいと願っています。 |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |