科目コード | LK203 | ||||
科目名 | 倫理A (Ethics A) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 全学科 | 対象学年 | 2年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修単位 |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 60 | 実時間数 | 50 |
教員名(所属) | 永野拓也(共通教育科) | 教員室 | 1号棟2階 | ||
使用教科書 | 平木幸二郎ほか編『倫理』東京書籍 | ||||
参考書 | 廣松渉ほか編『岩波哲学・思想事典』岩波書店 永井均 『倫理とは何か―猫のアインジヒトの挑戦』産業図書 伊勢田哲治・樫則章 『生命倫理学と功利主義』 ナカニシヤ出版 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 次々年度における哲学の基礎科目と位置付けられる。 | ||||
科目の概要 | 倫理とは、「よい人間関係」である。この授業ではこのことを、次の二つの角度から解説し、論述を課す。 1.青年期の課題 青年期における、共存と生きがいの重要さについて解説する。 2.先人の思想 共存と生きがいがなぜ必要なのか、さまざまな考え方を解説する。 3.論述課題 上記1〜3についてテーマを与え、小論文や小テストなどを作成させる。 | ||||
授業方針 | 1.青年期の課題 @青年期の位置づけと課題 A共存の重要性と生きがいを探る必要 それぞれについて、基礎的な事柄が理解できる。 2.先人の思想 @共存の重要性 A生きがいの重要性 それぞれについて述べた古来の倫理思想の、基礎を理解できる。 3.論述課題 与えられたテーマについて、偏見なく、他人に伝わるように、理由を示しながら論じられる。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.青年期の課題 | @青年期の位置づけと課題 A共存の重要性と生きがいを探る必要 それぞれについて説明するために、必要な語句を判別できる。(定期試験で評価) | |
2.先人の思想 | よい人間関係にとっての @共存の重要性 A生きがいの重要性 それぞれについて述べた倫理思想の基本的特徴と、主要語句を判別できる。(定期試験で評価) | |
3.論述課題 | テーマについて、@偏見を避けてA伝わるようにB確かな理由を示して論じることができる。 |
評価方法及び総合評価 | 授業項目1〜2から出題する定期筆記試験(80%)と3の論述課題(20%)で総合評価し、60%以上で目標達成とする。提出期日に遅れた論述課題は0点とする。 |
学習方法 | 試験問題は、板書した内容と、教科書から作成する。対策として、まず講義を聴きもらさないようにする。板書のノートを整理してとる。これを通読して、講義の内容を理解する。教科書の対応箇所は必ず一読し、ノートと照合すると理解を促すと思われる箇所にはアンダーラインを引く。試験までに、板書のうつしではなく、自分の理解を記したノートを作ればなおよい。 |
学生へのメッセージ | 暗記ではなく理解が不可欠。授業で紹介するさまざまな思想は、共存、いきがい、という二点について、理由づけて説明する。その説明の仕方は、多くの事例にあてはまるよう、わざと一般的で抽象的。だから具体例に応用して、自分で考えなければ理解できない。講義は応用の手引き。ノートを万能と考えず、講義(話)のメモと考えて、講義をよく聞くこと。 |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |