科目コード | I503 | ||||
科目名 | マルチメディア活用論(Multimedia Application Theory) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 情報工学科 | 対象学年 | 5年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 学修 | |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 60 | 実時間数 | 50 |
教員名(所属) | 神ア 雄一郎(人間情報システム工学科) | 教員室 | 3号棟2階 | ||
使用教科書 | 日本ユニテックWeb技術研究グループ「はじめて読むXML―標準データ記述言語入門」アスキー | ||||
参考書 | 宮本信二「基礎からのサーブレット/JSP 改定版」ソフトバンククリエイティブ | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 本科目は,3年次・4年次の「情報ネットワーク論」と関連がある. | ||||
科目の概要 | Webコンテンツの利用・作成、および、Webアプリケーション開発に関する講義・演習を行う. 特に,XMLの文法と応用方法,Webサービスの利用・開発方法,サーバサイドJavaを用いたWebアプリケーションの開発方法を中心に学習する. | ||||
授業方針 | ・Web関連の技術を含めた近年のマルチメディア技術の社会的役割と問題点について説明できるようになること. ・XMLやWebサービスの仕組みを理解し、その活用方法を説明できるようになること. ・サーバサイドJavaを用いて,Webアプリケーションを開発できるようになること. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1. ガイダンス | ||
2. マルチメディア技術の動向 | マルチメディアの意味および関連技術の最近の動向について理解し,説明できるようになる. | |
3. XMLの基礎 | XMLの文法や構造を理解し,簡単なXML文書の読み書きができるようになる. | |
4. スキーマ言語によるXML文書の検証 | DTDなどのスキーマ言語について理解し,XML文書の検証を行うことができるようになる. | |
5. Webサービスの基礎 | SOAP,RESTなど,Webサービスの基本概念について理解し,説明できるようになる. | |
6. Webサービスを用いたアプリケーションの開発 | 実際に公開されているWebサービスを利用したアプリケーションを開発できるようになる. | |
7. Webアプリケーション開発の基礎 | Webアプリケーションの基本構造および開発方法について理解し,説明できるようになる. | |
8. サーバサイドJavaによるWebアプリケーションの開発 | Java(サーブレット・JSP)を用いて,基本的なWebアプリケーションを開発できるようになる. | |
9. Webアプリケーションのセキュリティ | Webアプリケーションに関係するセキュリティの問題について理解し,基本的な対応策について説明できるようになる. | |
10. Webアプリケーションの創作 | Webアプリケーションを自ら企画,設計し,それをJavaによって実装できるようになる. |
評価方法及び総合評価 | 【評価方法】 項目1〜8(後期中間まで):定期試験(50%)および演習課題レポート(50%)で評価する. 項目9〜10(後期後半分):演習課題レポート(100%)で評価する. 【総合評価】 各学期の点数の平均を総合評価とする.前期および後期の前半は定期試験(50%)および演習課題レポート(50%),後期の後半は演習課題レポート(100%)で評価する.総合評価(100点満点)が60点以上の場合,目標達成とみなす. |
学習方法 | 講義と演習を交互に行う形で進める. |
学生へのメッセージ | Java言語の基礎を習得していることが望ましい. |
学修単位への対応 | 本科目は50分の授業に対して,放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます. |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |