2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードHI308
科目名情報工学実験T 単位数3単位
対象学科人間情報システム工学科対象学年HI3開講期間通年 
科目区分総合科目必修・選択必修履修/学修履修
授業形式実験授業時間数90実時間数75
教員名(所属)
田辺正実(人間情報システム工学科)
孫寧平(人間情報システム工学科)
合志和洋(人間情報システム工学科)
藤井慶(人間情報システム工学科)
中野光臣(人間情報システム工学科)
教員室
3号棟2階
3号棟2階
3号棟3階
3号棟2階
3号棟2階
使用教科書
実験課題プリント
林晴比古著 「新訂 新C言語入門 シニア編」,ソフトバンククリエイティブ社
参考書
ソフトウェア実験:B.W.カーニハン,D.M.リッチー著,石田訳「プログラミング言語C」,共立出版
ハードウェア実験:電気回路,電子回路,計算機工学の教科書等
ヒューマン実験:
科目の位置付けと関連科目 
科目の概要本科目ではソフトウェア,ハードウェア,ヒューマンの3分野のそれぞれについて実験を行う.
ソフトウェア実験では,C言語を通して情報処理,プログラミング言語・演習で習得した知識を活用し,より複雑なアルゴリズムも理解できるようになることを目的とする.
ハードウェア実験では,3年生の専門教科として学ぶ電気回路・電子回路・計算機工学に関連して,それらの授業で習得する知識を実験により検証し,より理解を深めることを目的とする.
ヒューマン実験では,ヒューマン情報技術に必要となるCG制作技術,人間の聴覚特性,福祉工学技術について理解することを目的とする.
授業方針クラスを二つの班に分け,二種類の授業項目を同時進行で実施する.
1.各授業項目について,最初に説明時間を設けた後、各自実験を行う.
2.説明は教科書や配布プリント等を基に行う.
3.実験中は担当教員が適宜巡回し,質問に対応する.
4.不明な点などについては,積極的・自発的に質問させる.
5.実験終了後,レポートを提出させて評価する.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンスおよび実験環境整備
6
実験の基本事項(実験時の注意点・レポート作成時の注意点等)を理解する.また,実験を進めるうえで必要な計算機使用環境を整える.
(ソフト)2年生の復習,関数
6
プログラミングの基本としての変数の取扱い,制御文,繰り返し文,標準関数を使用できる.
自作関数を作成することができ,引数等を適切に扱うことができる.
(ソフト)文字,文字列
6
文字・文字列データを適切に扱うことができる.
(ソフト)探索・整列アルゴリズム
6
探索・整列プログラムを作成できる.
(ソフト)構造体
6
構造体を扱ったプログラムを作成できる.
(ソフト)ファイル,リスト
6
ファイルを扱った応用プログラムを作成できる.ポインタを用いて簡単なリストの生成,挿入・削除ができる.再帰呼出,数値計算等の応用プログラムを作成できる.
(ソフト)Windowsプログラミング
6
Windows上でプログラミングができる.
(ソフト)GUIプログラミング
6
GUIを用いた基本的なソフトウェアを実装できる.
(ハード)ホイートストンブリッジ,単相交流の電力・力率の測定
6
直流回路におけるキルヒホッフの法則が説明できる.
交流回路における電力,力率を測定し現象を説明できる.
(ハード)トランジスタの静特性・増幅器の設計,製作
6
トランジスタの静特性を測定し,増幅器の設計,製作ができる.
(ハード)OPアンプ
3
OPアンプの特性を求めることができる.
(ハード)論理回路
9
組合せ回路・順序回路を設計,実装できる.
(ハード)交流回路,電磁気
6
(ヒューマン)
CG
6
MikuMikuDance(MMD)という3次元プロモーションビデオ作成ツールを使用したCGモデリングソフトを利用できる.
(ヒューマン)
音響,福祉
6
音圧差によるステレオシステムの音像定位特性を測定し,人の聴覚特性について理解を深める.
高齢者疑似体験や車イスを使った移動を通じ,福祉工学の必要性について理解する.
評価方法及び総合評価ソフトウェア実験(50%),ハードウェア実験(30%),ヒューマン系実験(20%)の総合点により評価する.ただし,分野別の評点が分野別満点の60%を下回るものが一つでもあった場合は,不合格とする.
ソフトウェア実験の評点はレポート提出点(50点)と内容点(50点)とで構成される.提出点は期限に遅れた場合に減点される(10点/週).
ハードウェアおよびヒューマン実験の評点は進捗点(20点)と提出点(40点)、内容点(40点)とで構成される.提出点は期限に遅れた場合に減点される(10点/日).
学習方法座学で習う理論を実際に自分で確認することが実験の主目的である.最初の説明をよく聞き,自ら問題に対応していく姿勢が重要である.
学生へのメッセージ実験の目的は,座学で習った理論を頭で理解するだけでなく実際に自分で動かして理解することである.また,種々の課題を理解し,解き,報告書にまとめるという工学的な問題解決の流れを体得する科目でもある.実験科目は3年から卒業まで継続的に行われるので,3年生の実験においてしっかりと基礎を固めて欲しい. 
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
(6)