科目コード | HI304 | ||||
科目名 | プログラミング演習(Programming Practice) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 人間情報システム工学科 | 対象学年 | 3年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 専門基礎科目 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 履修 |
授業形式 | 演習 | 授業時間数 | 60 | 実時間数 | 50 |
教員名(所属) | 大隈 千春(人間情報システム工学科) | 教員室 | 3号棟2階 | ||
使用教科書 | 林晴比古 著「新訂 新C言語入門 シニア編」,ソフトバンククリエイティブ社 | ||||
参考書 | 浅井宗海 編・著「情報処理技術者テキスト プログラミング入門」,実教出版 B.W.カーニハン,D.M.リッチー 著,石田晴久 訳,「プログラミング言語C」,共立出版 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 本科目では,プログラミング言語で学習した内容をより深く理解するため,演習を主体として行う. 関連する科目は2年生での情報処理,3年プログラミング言語・情報工学実験(ソフトウェア)がある. | ||||
科目の概要 | プログラミング言語の講義で学んだプログラミングの手法や概念を,よく理解し身に付けるための演習を行う. プログラミング通論の講義で学んだことの理解を深め,自分でプログラムを作れるようになることが大切である. | ||||
授業方針 | C言語の学習を通して,関数や手続きなどの概念や使い方,構造的なデータや動的な変数の取り扱い方,ファイル処理などプログラミング言語に習熟するとともに,探索や整列などの基本的なアルゴリズムが理解でき,自分でプログラムが作成できるようになること.さらに,構造的プログラミングにも心がけ,よりよいプログラムが書けるようになること.また,レポート作成を通じて,自身の考えをまとめ,人にもわかりやすく表現することができるようになること. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
ガイダンス | ||
2年次の復習 | 2年次の学習内容をきちんと理解してプログラムすることができ,レポートを作成できる. | |
関数 | 大域変数,局所変数のスコープ範囲を理解できる.関数を用いたプログラムが作成でき,引数について理解し説明できる. | |
配列(基礎) | 1次元配列,2次元配列型を適切に扱うことができ,新たに文字列型配列を利用したプログラムを作成できる. | |
配列(応用) | 整列(セレクションソート,バブルソート),探索(線形探索,二分探索)の考え方を学び,その挙動を理解してプログラムを作成できる. | |
文字・文字列 | 文字や文字列を適切に入出力することができる. | |
構造体(基礎) | 構造体の宣言や参照の仕方が理解できる. | |
構造体(応用) | 構造体を利用したプログラムを作成できる. | |
ファイル型 | ファイル型を利用した入出力プログラムを作成できる . | |
コマンドライン引数 | コマンドライン引数をプログラム内で利用したプログラムを作成できる. | |
自己参照構造体 | 自己参照構造体について学び,応用プログラムを作成することができる. | |
再帰 | 再帰の挙動を理解し,再帰のあるプログラムを作成することができる. |
評価方法及び総合評価 | 演習レポート(70%)と小テスト(30%)で評価し,60点以上を合格とする.各演習レポートは提出点(50点),内容評価点(50点)の100点満点で評価する.提出期限に未提出の場合は,1週毎に提出点から10点減点する.また要件を満たさない内容の場合は再提出を促し1回につき提出点を5点減点する.ただし,提出点が0点を下回るようには差し引かない. |
学習方法 | 本科目では,プログラミング言語で学習した内容をより深く理解するための演習を行う. |
学生へのメッセージ | |
学修単位への対応 |
本校教育目標との対応 |