科目コード | E511 | ||||
科目名 | 電子計測U( Electronic MeasurementsU) | 単位数 | 1単位 | ||
対象学科 | 電子工学科 | 対象学年 | 5年 | 開講期間 | 後期 |
科目区分 | 専門応用 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 30 | 実時間数 | 25 |
教員名(所属) | 常田 明夫 | 教員室 | 1号棟1階(非常勤講師室) | ||
使用教科書 | 貴家仁志「ディジタル信号処理」昭晃堂 | ||||
参考書 | 辻井重男・鎌田一雄「ディジタル信号処理」昭晃堂 都築泰雄「電子計測(改訂版)」コロナ社 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | 電子計測Iの内容に深く関連している。 | ||||
科目の概要 | 現代のディジタル化時代において音声信号や画像信号などを計測・処理するために必須の技術であるディジタル信号処理の基礎について講義する。具体的には、AD/DA変換、離散フーリエ変換と高速フーリエ変換、ディジタルフィルタ、ディジタル画像処理と周波数解析などについて演習(小テスト)を交えた授業を行う。 | ||||
授業方針 | 下記の項目についての理解を目標とする。 1.離散フーリエ変換と高速フーリエ変換 2.ディジタルフィルタの設計法 3.ディジタル画像処理と周波数解析の基礎 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.AD/DA変換 | アナログ−ディジタル変換(AD変換)およびディジタル−アナログ変換(DA変換)の操作を理解し、説明できる。 | |
2.高速フーリエ変換と 窓関数 | 離散フーリエ変換(DFT)および高速フーリエ変換(FFT)の原理と演算量を理解し、与えられた離散時間信号のFFTを計算できる。また、FFTにおける窓関数の役割を理解し、説明できる。 | |
3.ディジタルフィルタ | ディジタルフィルタの設計法の基礎を修得し、設計したフィルタのハードウェア構成ができる。また、直線位相特性の重要性と実現方法を理解し、説明できる。 | |
4.ディジタル画像の表現と周波数解析 | ディジタル画像(2次元)信号の各種表現と簡単な画像処理、および2次元FFTによる周波数解析について理解し、説明できる。 | |
5.画像信号のフィルタ処理 | 2次元ディジタル画像信号のフィルタ処理の基礎、およびフィルタの伝達関数と周波数特性について理解し、説明できる。 |
評価方法及び総合評価 | 授業中に実施する小テスト(20%)、中間試験(40%)、および期末試験(40%)により総合的に評価し、60%以上の得点率で合格とする。 |
学習方法 | 本科目を履修するにあたっては、前提となる科目である電子計測Iの履修が必須である。 |
学生へのメッセージ | 関連科目の十分な復習が望まれる。 |
学修単位への対応 | ※ 本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |