2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードE506
科目名オプトエレクトロニクスT(OptoelectronicsT) 単位数1単位
対象学科 対象学年5年開講期間前期
科目区分 必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義授業時間数30実時間数25
教員名(所属)
角田 功(電子工学科)教員室
1号棟4階
使用教科書
西原浩、裏升吾「光エレクトロニクス入門」コロナ社
参考書
大山英典、葉山清輝「半導体デバイス工学」森北出版

高橋晴雄 谷口 匡 編著「光電子工学の基礎」コロナ社
科目の位置付けと関連科目前年度開講科目である電子工学の履修を前提としている。
科目の概要オプトエレクトロニクス(光電子工学)の分野において、光の基礎原理に基づいて、「光と電子の相互作用」「光デバイス」「光通信」に主眼を置いて講義する。本授業では、オプトエレクトロニクスとその市場や応用分野、光と電子の相互作用について説明する。
授業方針@オプトエレクトロニクスの概念とその市場や応用分野を理解し説明できる。
A光と電子の相互作用について、光の波動性と粒子性、発光現象等を理解し説明できる。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1.ガイダンス
1
 
2.オプトエレクトロニクスの概念とその市場について
3
オプトエレクトロニクスの概念とその市場理解し説明できる。
2.レーザ光の特徴
5
レーザ光の特徴である単色性と指向性について理解し、説明することができる。
3.光波動と光線
11
光の波動性と粒子性の違いを理解し、説明することができる。
4.光導波と光ファイバ
10
光導波の概念と光ファイバの原理を理解し、説明することができる。
評価方法及び総合評価筆記試験1回の点数と1回の授業内容に関連したレポート点を60%と40%に配分して評価し、60%以上の得点率で目標達成とみなす。レポート点数は、未提出は0点として、記述内容の独創性、図表を用いた表現方法、文章のまとめ方、参考文献引用の適切さ等を総合的に評価する。
学習方法講義だけではなく、レポートを通じ理解を深める。
学生へのメッセージ前年度開講科目である電子工学で履修した内容を基礎として、総合的な理解に結び付けるために、それらを充分に理解しておく必要がある。
学修単位への対応※本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。

本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
D−1