科目コード | E505 | ||||
科目名 | 応用工学演習(Applied Engineering Seminar) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 電子工学科5年 | 対象学年 | 5年 | 開講期間 | 通年 |
科目区分 | 必修・選択 | 必修 | 履修/学修 | 学修 | |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 60 | 実時間数 | 50 |
教員名(所属) | 松尾 和典(電子工学科) | 教員室 | 5号棟5階 | ||
使用教科書 | 課題プリント | ||||
参考書 | 情報セキュリティ読本―IT時代の危機管理入門 - 情報処理推進機構 マルチメディア時代の情報理論 小川英一 コロナ社 他 | ||||
科目の位置付けと関連科目 | |||||
科目の概要 | 1.各学生が自主的に問題を解決する習慣と能力をつけるために, 種々の分野の問題および複数分野に亘る総合的問題の演習を行う. 2.自己の将来に対する問題や社会との関わりについて関心を抱く課題を設定し,学生自ら調査・検討・判断し,課題レポートを作成する. 3.コンピュータおよびネットワークに関する主要技術を講義し,技術利用における問題点と倫理について述べる. 4.情報理論の基礎を講義し,情報に対する理解を深めるための演習を行う. | ||||
授業方針 | 1.専門科目及び一般常識ついて,工学技術者として必要な総合的学力をつける. 2.自己の将来に対する計画を立てる能力や社会現象に対する関心を抱く習慣を身につける. 3.ネットワーク社会における技術の利用と開発のための知識と教養を身につける. 4.情報理論における基本的な考え方を理解し,情報理論と符号化技術の基礎を身につける. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.ガイダンス | 到達目標,評価法などを理解する. | |
2.課題「将来の進路と自己実現」 | 卒業後の生活において,如何にして自分の希望を実現していくのか,自己の能力を如何に社会に役立てるのか,真剣に考え,各自レポートを作成できる. | |
3.課題「科学技術関連の時事問題」 | 科学技術関連の時事問題について興味を抱いたテーマを選び,過去の経緯,現状,これからの予測等について調べ,自分なりの意見をまとめて各自レポートを作成できる. | |
4.一般常識および電子工学関係の総合問題演習 | 過去の資格試験,就職試験,大学編入試験問題なども含む総合問題の演習より,自分で問題を解決する能力を身につける. | |
5.課題「私の研究計画」 | 研究計画のテーマ,研究の背景と概要,研究スケジュール,共同研究の場合には全体計画における自分の役割,研究結果に対する現時点での予測等についてまとめ,レポートを提出し,自主的に問題に取り組む積極性を身につける. | |
6.コンピュータシステム ハードウェア | コンピュータを構成する装置や周辺機器について説明できる. | |
7.コンピュータシステム ソフトウェア | OSの役割と提供される機能を説明できる. | |
8.ネットワーク技術 | LANやインターネットなどのネットワークの構成や原理,方式について説明できる.また,ネットワークを構成する様々な機器や管理ソフトウェアについても理解できる. | |
9.マルチメディアシステムと情報理論 | マルチメディアの仕組みを説明できる.また,情報量や符号化技術の基礎を理解し説明できる. |
評価方法及び総合評価 | 定期試験(60%),平常テスト評価(20%),演習レポート評価(20%)を総合し,60%以上の得点率で合格とする.平常テストを受験しなかった場合は定期試験に準じて追テストを行い評価する.演習レポートの提出期限は課題提示と同時に示し,期限に遅れて提出されたレポートの評価点は,遅延に応じて減点とする. |
学習方法 | |
学生へのメッセージ | 一般課目(数学,国語,英語等)および専門科目(電気磁気学,電気回路学,電子回路学,電子工学等)等の広い範囲の開講科目に関連する.授業に関する疑問点についての質問や将来の進路その他の相談には随時応じる.各授業項目の自学学習のためにレポート課題および演習問題を提供する.レポート課題は提出期限を啓示して評価する.演習問題に関しては評価に加味しないが,実力養成のためであるので,家庭学習の際に役立てて貰いたい. |
学修単位への対応 | 本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |