2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードE416
科目名電子工学演習W(Electronics Engineering PracticeW) 単位数1単位
対象学科全学科対象学年4年開講期間後期
科目区分 必修・選択選択履修/学修学修
授業形式演習授業時間数30実時間数25
教員名(所属)
寺田 晋也(電子工学科)教員室
5号棟4階
使用教科書
難波祐司著 「電験第2種一次試験実戦問題集 理論」 電気書院
参考書
 
科目の位置付けと関連科目本科目では、電気・電子工学関係の資格試験、大学編入試験などで出題される電気磁気学の問題も演習する。 
科目の概要これまでに学んだ基礎電気学,電気回路学などの分野を中心に,理論の復習と標準,および高度な問題について学習する.講議では、1問当たり学生1名に分担させ、発表形式で他のクラスメートの前で解答させる.
授業方針1. 電気磁気学に関連する標準,及び高度な応用問題を解くことができる.
2. 問題の理解度を確かめると同時に、発表能力を身に付けることを目的として、他のクラスメートの前で発表,『発表』『質問への回答』を繰り返すことによって、問題に対する理解度を高める.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1.ガイダンス
1
修得すべき内容を理解する.
2.クーロンの法則,電界の強さ
3
クーロンの法則,電界の強さの求め方を理解し,関連する問題を解くことができる.
3. 電界と電位,電界と電位,静電容量
6
電界,電圧,電位の関係について理解し,関連する問題を解くことができる.
4.誘電体と電界
2
誘電体と電界について理解し,関連する問題を解くことができる.
5.静電容量と抵抗
2
誘電体と電界について理解し,関連する問題を解くことができる.
6.電流による磁界
4
アンペアの周回積分の法則,ビオ・サバールの法則について理解し,関連する問題を解くことができる.
7.電磁誘導
2
電磁誘導について理解し,関連する問題を解くことができる.
8.インダクタンス
2
自己・相互インダクタンスについて理解し,関連する問題を解くことができる.
9.磁気回路
4
磁気回路について理解し,関連する問題を解くことができる.
10.過渡回路
2
過渡回路について理解し,関連する問題を解くことができる.
評価方法及び総合評価項目1〜5:中間試験, 項目5〜10:期末試験  
全体の評価は定期試験を7割,その他を3割として総合的に評価する.未提出のレポートについては,そのレポートの評価点を0点とする.60%以上の評価で目標達成とする.
学習方法今までの電気磁気学の知識を元に演習を行うため,3,4年次に履修する教科書を併用すると良い.
学生へのメッセージ本科目は,大学の編入学試験や電気主任技術者試験などの資格試験の問題を想定している.また,電子工学科の学生で,この科目を履修した人は,必ず単位取得(目標達成)すること.
学修単位への対応本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
D-1