2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードE415
科目名電子工学演習V(Electronics Engineering PracticeV) 単位数1単位
対象学科全学科対象学年4年 開講期間後期
科目区分 必修・選択選択履修/学修学修
授業形式演習 授業時間数30実時間数25
教員名(所属)
下田 道成(電子工学科)教員室
1号棟4階
使用教科書
掘浩雄 「例題で学ぶやさしい電気回路(交流編)」森北出版
参考書
 高田和之他「電気回路の基礎と応用」森北出版 他2編
科目の位置付けと関連科目本科目では、電気・電子工学関係の資格試験、大学編入試験、就職試験などで出題される電気回路の問題も演習する。 
科目の概要電子工学演習Vでは、1、2、3年次で学んだ電磁気学の理解をさらに深めるために、多種多様の演習問題を解く。問題の内容は初歩的、標準、及び高度な応用問題に別けて、各クラスの問題の解答を行う。授業の演習では、問題の理解度を確かめるために、1問当たり学生1名に分担させ、発表形式で他のクラスメートの前で解答させる。
授業方針1. 電気回路の諸定理、電磁気学に関連する初歩的、標準、及び高度な応用問題を解くことができる。

2. 発表能力を身に付けるために、発表形式で他のクラスメートの前で問題を解答し説明できる。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1.ガイダンス
1
到達目標、評価法などを理解する
2.SPI問題
3
SPIの適正検査問題及び採点法ついて理解することができる。
3.交流回路
6
電気回路の諸定理に関する問題を解くことで理解し、説明できる。
4.電磁気(静電界)
6
ガウスの定理、重ね合わせの原理、電気影像法などの方法を用いて、電界と電位、および基本的な構造のコンデンサの静電容量を解くことで理解し、説明できる。
5.電磁気(静電界)
6
誘電体中でのガウスの定理を適用して、電界、電位、エネルギー、電極間に働く力に関する問題を解くことで理解し、説明できる。
6.電磁気(磁界)
8
ビオ・サバールの法則、アンペアの法則を用いて、磁界の強さに関する問題を解くことで理解し、説明できる。
評価方法及び総合評価項目1〜4:中間試験

項目5〜6:期末試験

定期試験等筆記試験(60%)、平常テスト評価(25%)、演習レポート評価(15%)を総合し、60%以上の得点率で合格とする。平常テストを受験しなかった場合は定期試験に準じて追テストを行い評価する。演習レポートの提出期限は課題提示と同時に示し、期限に遅れて提出されたレポートの評価点は、遅延に応じて減点する。
学習方法4年次前期までに学習した電気回路、電磁気の分野を充分に復習しておく必要がある。自学学習のためにレポート課題および演習問題を提供する。レポート課題は提出期限を提示して評価する。演習問題に関しては評価に加味しないが、実力養成のためであるので、家庭学習の際に役立てて貰いたい。
学生へのメッセージ質問等はオフィスアワーのほか、空き時間などにも随時受け付ける。E-mailの利用も歓迎する。
学修単位への対応 本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
D-1