科目コード | E411 | ||||
科目名 | 電子工学演習U(Electronic Engineering PracticeU) | 単位数 | 1単位 | ||
対象学科 | 全学科 | 対象学年 | 4年 | 開講期間 | 前期 |
科目区分 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 | |
授業形式 | 演習 | 授業時間数 | 30 | 実時間数 | 25 |
教員名(所属) | 寺田 晋也(電子工学科) | 教員室 | 5号棟4階 | ||
使用教科書 | 難波祐司著 「電験第2種一次試験実戦問題集 理論」 電気書院 | ||||
参考書 | |||||
科目の位置付けと関連科目 | 本科目では、電気・電子工学関係の資格試験、大学編入試験などで出題される電気回路の問題も演習する。 | ||||
科目の概要 | これまでに学んだ基礎電気学,電気回路学などの分野を中心に,理論の復習と標準,および高度な問題について学習する.講議では、1問当たり学生1名に分担させ、発表形式で他のクラスメートの前で解答させる. | ||||
授業方針 | 1. 電気回路に関連する標準,及び高度な応用問題を解くことができる. 2. 問題の理解度を確かめると同時に、発表能力を身に付けることを目的として、他のクラスメートの前で発表,『発表』『質問への回答』を繰り返すことによって、問題に対する理解度を高める. |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1.ガイダンス | 修得すべき内容を理解する. | |
2.直流回路網 | 電気回路の基本であるオームの法則と,倍率器,分圧器を使った電流計及び電圧計の測定範囲の拡大に関する問題を解くことができる. | |
3.節点電圧,Y-Δ変換 | 交流回路,Y-Δ変換に関する問題を解くことができる. | |
4.重ねの理,テブナンの定理 | 重ねの理,テブナンの定理に関する問題を解くことができる. | |
5.共振回路 | 交流回路における周波数を変えたときの特性および直列および並列共振回路に関する問題を解くことができる. | |
6.交流電力,最大電力の条件 | 有効電力,無効電力,皮相電力について解くことができる.また,回路の最大電力の条件に関する問題を解くことができる. | |
7.インダクタンスを含む回路 | インダクタンスを含む回路に関する問題を解くことができる. | |
8.条件付き回路 | 条件付き回路に関する問題を解くことができる. | |
9.四端子網 | 四端子網に関する問題を解くことができる. | |
10.ひずみ波交流 | ひずみ波に関する問題を解くことができる. | |
11.交流の平均値・実効値 | 交流の平均値・実効値に関する問題を解くことができる. |
評価方法及び総合評価 | 項目1〜6:中間試験, 項目7〜11:期末試験 全体の評価は定期試験を7割,その他を3割として総合的に評価する.未提出のレポートについては,そのレポートの評価点を0点とする.60%以上の評価で目標達成とする. |
学習方法 | 今までの電気回路の知識を元に演習を行うため,3,4年次に履修する教科書を併用すると良い. |
学生へのメッセージ | 本科目は,大学の編入学試験や電気主任技術者試験などの資格試験の問題を想定している.また,電子工学科の学生で,この科目を履修した人は,必ず単位取得(目標達成)すること. |
学修単位への対応 | 本科目は50分の授業に対して、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます。 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |