2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードCI305
科目名プログラミング通論(Computer Programming) 単位数2単位
対象学科制御情報システム工学科対象学年3開講期間通年
科目区分専門基礎科目必修・選択必修履修/学修履修
授業形式座学授業時間数60実時間数50
教員名(所属)
嶋田 泰幸(制御情報システム工学科)教員室
5号棟2F
使用教科書
柴田望洋, 明解C言語入門・実践編, ソフトバンクパブリッシング
参考書
柴田望洋, 明解C言語入門・中級編, ソフトバンクパブリッシング
B. W. カーニハン, D. M. リッチー著(石田晴久訳), プログラミング言語C 第2版, 共立出版
科目の位置付けと関連科目情報処理,基本情報技術者試験
科目の概要C言語は,科学計算,ロボット制御,音響信号処理や画像処理といった信号処理,データ通信など幅広い分野で使用されている言語の一つであり,重要なプログラミング言語の一つである.本科目では,2年時に習得したプログラミング技術をさらに深め,より高度なプログラミング技術をみにつけることを目的とする.
授業方針UNIX系コンピュータを用いて,C 言語によるプログラミング手法を習得する.講義形態は座学を中心とするが,適宜演習を行うことで理解を深める.

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

ガイダンス
1
記憶クラス
4
様々な記憶クラスの違いを理解し,適切に使い分けることができる.
ポインタ
9
ポインタのメカニズムを理解し,ポインタを用いたプログラムが作成できる.
構造体
15
構造体のメカニズムを理解し,構造体を利用したデータ表現ができる.
ファイル処理関数
8
プログラム内でファイルをオープン,クローズ,ポインタを操作するプログラムが作成できる.
ライブラリ関数とプリプロセッサ
8
さまざまなライブラリ関数を利用したプログラムが作成できる.またプリプロセッサの役割を理解し,マクロを用いた表現ができる.
総合演習
15
これまで学んできたことを、実際に起こりうる問題に応用できる.
評価方法及び総合評価定期試験 (60%),演習レポート評価(40%)を総合し,60%以上の得点率で目標達成とみなす.
演習レポートの提出期限は課題提示と同時に示し,期限に遅れて提出されたレポートの評価点は0点とする.
学習方法 
学生へのメッセージ実際に自分でプログラムを作成することで,より理解が深められる.そのため,積極的に演習にも取り組んでもらいたい.
学修単位への対応 
本校教育目標との対応
(2),(3)