2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードC411
科目名プログラミング言語特論(Advanced Topics in Programming Language) 単位数1単位
対象学科全学科対象学年4年開講期間前期
科目区分専門応用科目必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義授業時間数30実時間数25
教員名(所属)
中島 栄俊(電子制御工学科)教員室
5号棟4階
使用教科書
柴田望洋 辻亮介「C言語によるアルゴリズムとデータ構造」ソフトバンク
参考書
内田智史「C言語によるプログラミング 基礎編」オーム社

内田智史「C言語によるプログラミング 応用編」オーム社

科目の位置付けと関連科目3年次に学習するプログラム通論およびプログラム演習が関連する。
科目の概要本授業はC言語によるプログラミングにおいて必要不可欠なループ、再帰、ソート、サーチ、ポインタ操作に関する講義を行い、その内容を課題および家庭学習で確認することにより学習理解度を高める。
授業方針本講義ではC言語における

1.ループと再帰を理解できる

2.ソート、サーチを理解できる

3.ポインタおよびポインタによるデータ構造を理解できる

4.簡単なデータベースを作成できる

ようになることを目標とする。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

1.ガイダンス
1
 
2.ループと再帰
5
各種ループ構造を理解できる。また再帰におけるスタック構造を理解し説明できる。
3.ソート
6
バブルソート、およびクイックソートについて理解し、その違いを説明できる。またそれらをC言語で記述できる。

4.サーチ(検索)
6
逐次検索および二分検索が理解でき、記述できる。
5.リスト構造(ポインタ)
6
ポインタおよびポインタによるデータ構造を理解できる。

6.データベース開発
6
上記1から5の応用例として簡単なデータベースプログラムを作成することができる。



評価方法及び総合評価【評価方法】

定期筆記試験、演習課題(レポート)で評価する。

【総合評価】

定期試験(中間試験、期末試験)60%、演習課題40%として授業内容の理解度を評価し、総合得点60点以上を合格とする。なお、演習課題の提出遅れは評価しない。
学習方法本講義で学習する内容は3年次に学習するプログラム通論およびプログラム演習と関連があるため、これらの科目については十分復習しておくことが望まれる。



学生へのメッセージ 
学修単位への対応 本科目は50分の授業に対して、授業中20分程度、放課後・家庭で40分程度の自学学習が課せられます



本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
B-1