科目コード | AN111 | ||||
科目名 | 離散数学(Discrete Mathematics) | 単位数 | 2単位 | ||
対象学科 | 電子情報システム工学専攻 | 対象学年 | 1年 | 開講期間 | 後期 |
科目区分 | 専門基礎 | 必修・選択 | 選択 | 履修/学修 | 学修 |
授業形式 | 講義 | 授業時間数 | 30 | 実時間数 | 25 |
教員名(所属) | 縄田 俊則(人間情報システム工学科) | 教員室 | 3号棟2階 | ||
使用教科書 | 小倉久和、情報の基礎離散数学、近代科学社 | ||||
参考書 | 町田、横森:計算機数学, 森北出版(より詳しい専門書) | ||||
科目の位置付けと関連科目 | |||||
科目の概要 | 情報工学で扱う分野の概念に科学的根拠を与えるのが理論計算機科学である。本講義では、理論計算機科学の基礎となる離散数学について、数多くの概念の中から重要度の高いものをいくつか取り上げ学習する。 | ||||
授業方針 | 1. 集合論やグラフ理論の基本的な内容が理解できる。 2. 担当範囲の資料収集法や発表法を習得する。 3. ディスカッションの時間を設け、受身ではなく積極的な学習法を習得する。 |
授業項目 | 時間 | 達成目標(習得すべき内容) |
1. ガイダンス | ||
2. 集合と論理 | 集合論的な考え方が理解できると共に、問題の基本的な記述法が理解できる。 | |
3. 写像と関係 | 集合から始まり基本的な写像(関数) の定義が理解できる。また、置換や互換の基本概念、関係の基本概念も理解できる。 | |
4. 帰納法とアルゴリズム | 簡単な例題を帰納法により証明ができる。また、再帰的定義の基本構造について理解できる。 | |
5. グラフ理論入門 | グラフの集合論的定義から始まり、隣接行列によるグラフの基本表現が理解できる。また、木の基本構造を理解できる。 | |
6. 離散代数系 | 代数系の基本体系について理解できる。 |
評価方法及び総合評価 | 【評価方法】 発表点とレポートおよび中間試験と定期試験で評価する。 【総合評価】 発表点(30%) とレポート(20%) および中間試験と定期試験(50%) で評価する。なお、発表点とレポート点の評価方法は1回目のガイダンス時に周知する。また、レポート未提出の場合はレポート点を0 点とする。最終評価の得点率60%以上で目標達成と見なす。 |
学習方法 | |
学生へのメッセージ | 質問は随時受け付けるが、不在の場合にはE-mail にても受け付ける。 |
学修単位への対応 | 学修とは自学学習を含む科目を指す。 |
本校教育目標との対応 | JABEE学習教育目標との対応 |