2012年度シラバス(熊本高等専門学校 熊本キャンパス)
科目コードAN110
科目名物理数学(Physical Mathematics) 単位数2単位
対象学科電子情報システム工学専攻対象学年1年開講期間前期
科目区分専門基礎必修・選択選択履修/学修学修
授業形式講義授業時間数30実時間数25
教員名(所属)
山崎 充裕(共通教育科)教員室
1号棟2階
使用教科書
基礎解析学コース 複素解析,矢野健太郎・石原繁,裳華房
参考書
複素関数に関する書籍は多数出版されている。書店や図書館で適宜参考にしてほしい。
科目の位置付けと関連科目  
科目の概要複素関数について扱う。複素数と複素平面、正則関数、積分定理、級数展開、留数定理とその応用について学習する。
授業方針まず、複素関数論の入門としての基本事項を説明する。次に、問題演習を通じて基本事項を習得することを目指す。

授業項目

時間

達成目標(習得すべき内容)

複素変数の関数
6
実数、複素数、虚数単位、ガウス平面、オイラーの公式、直方形式と極形式、複素関数について理解する。
正則関数
6
微分可能性と正則関数、コーシーリーマンの関係式、初等関数の複素数への拡張について理解する。
積分
6
複素積分、周回積分、コーシーの積分定理について理解する。
テーラー展開、ローラン展開、留数定理
12
テーラー展開、ローラン展開、留数定理、実関数の積分への応用について理解する。
評価方法及び総合評価【評価方法】
定期試験で評価する。
【総合評価】
定期試験で6割以上の得点を合格とする。
学習方法複素関数論に関する書籍やweb上のオープンコースウエアを活用し、基本事項の習得を心がけてもらいたい。
学生へのメッセージ質問は時間に余裕があればいつでも応じる。
学修単位への対応学修科目と自学学習を含む科目を意味する。
本校教育目標との対応
 
JABEE学習教育目標との対応
C-1(○)