社会に本当に役立つものづくり(社会実装)が、ロボコンマガジン5月号で紹介されました。

2015.05.27

世の中のニーズをとらえた社会に本当に役立つものづくり、そして、そのプロセスを社会と学校が評価する「社会実装」教育を本校では実践しています。熊本キャンパスでは、これまで黒石原支援学校の児童生徒を支援する教材や機器を継続的に開発していました。昨年度は、Ⅲ課程の児童生徒の円滑なコミュニケーションを図るために、目の動きを検出することでコミュニケーションを可能にするアプリを制御情報システム工学科の立山千晃さんが開発しました。
その取り組みを2015年3月6日~7日に開催された「KOSEN発“イノベーティブ・ジャパン”プロジェクト」で発表しました。その結果、立山さんの発表は、「社会実装大賞」と発表者の相互投票によって決定する「ピアレビュー賞」を受賞しました。このコンテストの様子が、ロボコンマガジン5月号Focus(ヒト×テクノロジー)「高専生が提案する新たな社会 2014年度社会実装コンテスト開催」で紹介されています。記事では、アプリケーション開発の経緯や、動作原理、4ヶ月の使用期間を経ての評価などがまとめられています。
必要とされている課題をユーザ目線で発見し、実装、評価を行う社会実装型の研究は、高専学生の高い開発力を活かして社会に貢献する一つの形です。

ロボコンマガジンURL: http://www.ohmsha.co.jp/robocon/